2月18日、本学の児童教育学科の狩野浩二教授ゼミで取り組む「中山間ふるさと支援隊」の学生と、ボランティアサークル「ゾウキリンくらぶ」の学生が新座市役所に須田健治市長を訪ね、活動で得た収益金を新座市コブシ福祉基金に寄付しました。
寄付金は、昨年2月7日と、本年2月6日にふるさと新座館で行われた「ふるさと新座商店会チャリティーもちつき大会」でのチャリティー収益。
須田市長との面談には、新座市のキャラクター・ゾウキリンと本学のマスコットキャラクター・プラスちゃんも駆けつけ、緊張する学生たちを応援した。寄付金を受け取った須田市長は、「お疲れさまでした。福祉にしっかり役立てます」と話し、学生一人一人に声をかけながら談笑。学生らは活動の様子を説明しました。
狩野ゼミは、県西部の比企郡小川町腰越地区の腰上で地域活性化に取り組んでいて、2月6日のもちつき大会では、腰上の食文化遺産ともいえる「うどんづくり」を新座市で紹介しようと、「けんちんうどん」の販売を行いました。うどんは、腰上で暮らす方たちから技術指導を受け、学生たちが比企郡産の地粉を使用して作りました。「何度も同じ工程で作るのに、固くなったり、柔らかくなってしまったりして大変でした」と試行錯誤しながら用意した76食分の「けんちんうどん」は、もちつき大会当日、あっという間に完売しました。
(記事・南雲ひとみ/ライターデザイン同好会)