食物栄養学科・金髙ゼミの管理栄養士をめざす学生たちが、産学連携事業として市内のカフェとスイーツ『ベジパフェ十文字』を共同開発し、2~3月の期間限定で販売しました。サツマイモやニンジンなど地域の食材を使い、また、乳製品や小麦にアレルギーのある方や小さな子どもたちにも安心して食べてもらえるよう、乳、小麦粉を使わないレシピにこだわりました。
金髙ゼミでは、マンションディベロッパー事業者の㈱リブランが運営する『&Livlanてまひまカフェ』(新座市東北)と2年前から連携事業に取り組み、イベントでの共同出店などの活動をしてきました。今回は、「地産地消」「大学・企業・地域住民とのトライアングル」「管理栄養士を目指す学生として素材・栄養価・味にこだわる」「少しでも多くの方が食べられるよう乳製品・小麦を使用しない」などをコンセプトに昨年夏からレシピ開発を続けてきました。
材料には、地域の代表的な農産物のサツマイモとニンジンを使い、クリームは豆乳、ブラウニーは米粉と乳不使用のチョコレートから作りました。また、リブランのマンション住民の方たちが屋上菜園で育てたサツマイモも使用しました。
販売期間中は、ゼミの学生たちも臨時スタッフとして接客し、お客さんから直接、パフェの感想などを聞きました。学生のひとりは「開発にはいろいろ苦労があったけれど、お客さんに美味しいと言ってもらえる商品ができてよかった」と話しています。
今回のベジパフェ十文字の販売に際して、本学と㈱リブランは、商品の製造・販売に関する覚書を交わしました。