第19回新座市教育シンポジウムが2月20日、新座市民会館大ホールで開かれ、人間発達心理学科3年の白鳥舞さんが「子供たちとの関わりから学んだこと」のタイトルで事例発表を行いました。
今回のシンポジウムは、新座市の教育関連団体、地域団体等が集まり、「未来を担う子供たちを健やかにはぐくむふるさとづくり~相互理解で深めよう 学校・家庭・地域の絆~」のテーマで開催されました。
養護教諭を目指す白鳥さんは、1年生の時から、市内の小学校、適応指導教室などでボランティア活動をしてきました。特に、不登校の児童が通う適応指導教室での体験にふれ、言葉かけの難しさ、子ども自身がいけないと思っていても抑えきれない行動や言葉があること、ふとしたことから子どもと関わりが持てた嬉しさ―などを話しました。
ボランティアを通じて学んだこととして「原因は誰にも分からない」「信頼関係をつくることは時間がかかる」「話を聞くことの大切さ」の3つをあげました。そうした経験をもとに、今後は「心理学科の学生として、共感すべきところ、子どもが大切にしてほしいと感じているところを最大限大切にできる人間になりたい」「養護教諭として、子どもと共に学び続ける、信頼のおける先生になれるよう努力したい」と話しました。