10/21(土)より新座市内大学公開講座が始まりました。今年のタイトルは「世界へ発信された日本の芸術-浮世絵と西洋での日本文化受容-」。10/21、11/4、11/25(いずれも土曜日/本学開催)の全3回で、3名の講師が各回のテーマに基づき講演を行います。
第1回は、文芸文化学科の樋口一貴准教授を講師に「葛飾北斎の芸術-古今東西を魅了する浮世絵」を開催、北斎の魅力をたっぷりとお話しました。北斎の改名の変遷(なんと生涯で30回!)に沿って、スライドに絵を映しながら、題材や表現技法の特徴を時代ごとに解説。80歳を過ぎても、飽くなき制作意欲を持ち続けていた北斎の生き生きとした絵に、受講者からはため息が漏れました。
また、北斎に影響を受けた国外の芸術家や世界での評価、さらに西洋を魅了した点を紹介。「日本人で一番有名な画家」という講師の言葉通り、その魅力を改めて学んだ講座でした。
第2回は11/4(土)、文芸文化学科の谷嶋美和乃助手による「浮世絵とジャポニスム」の講演を行います。