快晴が広がった11月15日、新座市の妙音沢特別緑地保全地区(新座市栄)で「クリーンアップ作戦」が行われ、本学学生もボランティアとして参加、緑地保全に汗を流した。
妙音沢は豊富な湧水とカタクリや一輪草群生地などで知られる緑地で、首都圏近郊にあって貴重な空間となっている。一方で、ごみの不法投棄も後を絶たず、市や緑の保全巡視員など市民ボランティア団体が協力して清掃活動に取り組んでいる。
15日は午前9時半すぎに、150人を超える市民らが栄集会所に集結し、須田健治市長の激励あいさつを受けた後、指定された場所で草刈りや倒木の撤去、ごみ拾いなどに精を出した。本学からも、総合ゼミ(ナチュライフ編集)を受講している学生2人が参加し、軍手とタオル姿で下草刈りを手伝った。
2時間ほどの作業を終えると、参加者にニンジンうどん入りの雑炊が振る舞われ、学生もおいしそうにおかわりした。
閉会後、緑の巡視員加納隆夫さんに案内役を務めていただきながら、妙音沢の現況を学んだ。また、今年春に確認された新種の桜「妙音沢旗桜」の木を実際に見ながら、説明に聞き入った。