小学校教諭としてのトータルな力を養います。
増田 吉史教授
小学校教諭をめざすための演習です。たとえば、「あなたはこの4月に小学校教諭として採用され、5年生の担任になりました。教頭先生から年間予定表が示され、“ 今週末まで5月1日の遠足計画書をつくってください”といわれました。」演習では、学生一人ひとりに、遠足候補地、遠足の目的、一日のスケジュール、交通機関、雨天時の扱い、持ち物、費用、保護者・児童への説明など細かい案を作成してもらい、模擬職員会議を開催して検討します。この演習で大切なのは、主体的な意識。自分が企画・実施側だったらという意識をつねにもってもらうことです。いま、マスコミなどで学校教育の大変さが強調されています。しかし、いかに大変な時代でも、そこで生きて育って行く未来の子どもたちのためにも、ここで学び、自らを高めながら教師をめざしてほしいと思います。
学生の声
私たちは、教員室で先生方がどのようなことに苦心されていたかよくわかりませんが、増田先生は小学校教諭出身の先生ですので、教員室内の先生の動きをイメージしやすく、とてもおもしろい授業です。演習の合間に、連想ゲームのように先生が質問をしますが、実はそれは、教員採用試験で問われることが多い課題だということがわかり、私たちは一瞬たりとも聞き逃がすまいと授業に集中します。演習は学生同士、○○先生と呼び合うので、気持ちも高ぶります。遠足計画のほかに、授業ではレポート作成やプレゼン発表、職員会議の進め方など、基本的な勉強の学び方も教わります。将来は、学生たちとコミュニケーションをとれる増田先生のように、生徒と双方向のコミュニケーションをとりながら授業を進められる小学校教諭をめざしています。
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