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十文字学園女子大学大学院 人間生活学研究科/食物栄養学専攻大学院深い専門性と研究により、より自立した研究者を育成します「食」に対して大きな関心や期待が寄せられている現在、「食と栄養と健康」において科学的根拠に基づく実践活動を推進できる真のプロフェッショナルが求められています。十文字学園女子大学では学部教育における管理栄養士の養成に高い実績をあげてきましたが、大学院ではこれらの知識や技術をさらに広く深いものへと昇華させ、栄養の実践活動はもとより、その指導・管理・運営を担う人材、国際的にも活躍できる人材の育成をめざしています。教育研究の主な対象は「食科学」「栄養科学」「健康科学」の3分野。「食と栄養と健康」に関する学識や技術を磨き、よりレベルの高い専門的職業人や研究者を志す人材を育てます。平成25年からは、男子学生にも門戸が開かれています。修士課程教育研究の主な対象 3つの分野「食物・食品」を焦点に、食に関する最新の知見と科学技術を深く修得します。食事や食生活を具体的に提案し、人々の生活や健康への食の影響、食の安全・安心などの問題を含め、多角的に「食」をとらえていきます。栄養科学健康科学食科学「栄養」によって、「食」と「健康」がリンクされることから、「栄養科学」は食物栄養学専攻のコアの教育研究分野。栄養科学のほか、代謝栄養学、公衆栄養学、国際栄養学、臨床栄養学など、人間栄養学の専門分野を深めていきます。特定健康診査・特定保健指導や労働衛生・健康管理など、高度化する管理栄養士への要請に応えるべく、生活習慣病学、健康運動学・運動生理学、衛生管理学など、科学的な視点から健康をとらえる専門分野を深めていきます。栄養に関する学識やスキルを深く広く学修した専門的職業人食品開発や食の安全・安心の分野で活躍する専門的職業人職場や地域における健康づくりの指導者としての専門的職業人2016年4月に開設した博士後期課程では、修士として身につけた能力をさらに磨き上げ、「専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度な研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うこと」を目的としています。なお、いずれの人材養成の場合にも、「食と栄養と健康」の分野において、自立的に研究対象とすべき課題を発見し、その解決に自立的に取り組める研究力を涵養することが重要であることから、研究指導を通して、同分野における科学的知見(エビデンス)を知り、使い、さらに創り、伝える能力を修得させることに注力することとしています。博士論文の審査及び最終試験に合格することで、博士(栄養学)の学位が授与されます。2016年4月、博士後期課程開設「食と栄養と健康」の分野の高度で幅広い学識を基礎に、特定の分野について優れた研究実績を有し、さらにそれを深める意欲が旺盛で、研究意欲も高く、独創性にあふれ社会的意義の高い博士論文の作成が期待できる人材を、国内外から広く求める。 食物栄養学専攻博士後期課程では、「食と栄養と健康」の専門家としての学識と研究遂行能力をさらに特化・強化して、専攻分野の理論と実践能力を高め、自立して現場研究・学術研究を進めることが可能な、自立した研究者または高度に専門的な業務に従事できる人材の養成をめざしています。アドミッションポリシー1)大学教員2)栄養教諭のリーダー3)栄養関連制度が未定着の国の栄養の実践活動のリーダー4)機能性食品等の研究開発者5)大量調理施設・食品の製造加工現場等における労働安全衛生担当者のパイオニア6)地域コミュニティー等における健康づくりのための栄養・運動指導者のリーダー養成する人材像72

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