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■リメディアル教育学生の基礎学力向上はもちろん、基礎の理解が深まることで応用力が身につきます。個人に合わせて学習内容が変わるのも面倒見が良い本学ならでは。多くの学生から「勉強が楽しくなった」という声が挙がっています。■保護者向け就職セミナー就職支援課では、毎年5月に本学学生の保護者を対象とした「保護者向け就職セミナー」を開催しています。内容は二部構成で、第一部では外部講師を招いて就職活動に関連した講演を行っています。第二部では学科別説明会として教員が学業や就職についての説明、個別面談等を実施しており、保護者の方に本学が行う就職支援に理解を深めて頂くことに努めています。■担任制全学科でクラス担任制を導入。教員は学生の顔や名前だけでなく、性格や将来の夢なども把握しています。佐々木副学長インタビュー“学生の面倒見が良い”大学です2016年度活動記録授業以外で、多くの学生と交流十文字の副学長に就任して、一年がたちました。これまで学生への指導の部分では、「のりさん塾」と題して講演会を開催したり、地域の子どもたち対象のサッカースクールの指導を学生に手伝ってもらったりと、授業以外のさまざまな場面で関わってきました。学外での活動としては、学生に被災地でのサッカークリニックにも参加してもらいました。また私と直接話したい学生を募集して、十名程度でディスカッションを行うといった取り組みもスタート。実際に多くの学生と意見を交わし、サッカー指導者や企業人としての私の経験を伝えることができました。学生たちも経験したことのない分野に挑戦し、殻を破ったことが、大きな学びになったのではないでしょうか。社会で不可欠な「自ら学ぶ力」こうした経験から私が感じる十文字の良さとは、「自ら学ぶ意欲」を育む点だと思っています。教室で教員から学ぶことが大切なのはもちろんですが、それを基盤として、学生たちは自ら課題や目的意識を持って多くのことに取り組んでいます。近年、社会において人間力や女子力といった言葉をよく耳にしますが、こうした姿勢はそれらの力を伸ばすために不可欠なものです。授業外のプログラムや活発なクラブ活動といった機会を通して、学生たちは自らの力を伸ばしているのではないでしょうか。これから大学進学をめざす高校生の皆さんにも、そして保護者の皆さんにも、十文字の学生のそうした部分にぜひ着目してほしいと思っています。就任記者会見では「学生が社会において女性として、活躍できるための一助になれれば」と意気込みを語りました。中高生や地域の方を対象に、講演会を開催しました。進路のこと、大学での勉強以外の活動について対談が広げられました。女性歌手カノンさんを迎え、対談トークとコンサートを開催。母となったカノンさんから、輝く女性としての生き方をお話し頂きました。サッカーの普及・指導を通じた地域スポーツの活性化や、サッカー経験のない子どもでも楽しめるイベントを実施しました。1958年、山形県生まれ。明治大学卒。学生、社会人を通じサッカー選手として活躍。サッカー日本女子代表監督を務め、2011年のワールドカップでチームを優勝に導いた。2016年4月、十文字学園女子大学副学長(次世代人材育成担当)に就任。佐々木 則夫十文字学園女子大学 副学長 サッカー日本女子代表前監督Jumonji campus life report10

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