ゼミ紹介


日本の諸問題について、政策科学としての経済学の視点から情報を分析し、モデルを構築する。

1998年4月よりスタートしました。

1・ねらい

 本演習の目標は、自分自身で論理的に考え、その思考を的確に表現する能力を養うことである。そのために、分析道具としての「経済学」を学習し、現実の様々な社会問題を考える「ものの見方」を身につけることを目的とする。

2・内容

 1,2年生の間に経済学を学習してこなかったことを考慮して、最初の数回は「経済学とは何か」「演習とは何か」を講師が説明し、それに対する学生の質疑応答を中心とする。 5月からは、経済理論の標準的教科書を輪読していく。ここでは、経済理論の修得とともに、口頭発表のやり方やレジュメの作り方なども指導する。 後期からは、各自に関心のあるテ−マを選んでもらい、そのテ−マ毎に学生が毎回報告を行う。その過程の中で、論文作成の手順、文献・資料の探し方、注・引用文献の書き方等を指導していく。また、インタ−ネットでの情報収集の方法やEXCELなどでの統計処理の方法も合わせて指導する。ここでの研究をコ−ス演習Uや卒業研究に継続していく。

3.テキスト
 1998年度前期 浅子和美・篠原総一編 『入門・日本経済』 有斐閣、1997年。
 1999年度前期 河合正弘・武蔵武彦・八代尚宏 『経済政策の考え方』 有斐閣、1995年。
 2000年度前期 山田伸二『これならわかる日本経済入門』 東洋経済新報社、2000年。

 2001年度前期 浅子和美・篠原総一編 『入門・日本経済』 有斐閣、1997年。

 

4.第1期生卒業研究のテーマ

 ・「世界の庭園史」
 ・「ディープ・エコロジー」
 ・「老人福祉の現状とあり方」
 ・「インターネットビジネス」
 ・「マレーシアの危機」
 ・「東京ディズニーランドの集客力について」
 ・「介護保険法について」
 ・「マーケティング」
 ・「年金制度についての現状と展望」
 ・「選挙制度のあり方と国民意識」
 ・「映画ビジネス」
 ・「テレビCMについて」
 ・「現代公害〜ダイオキシンについて」
 ・「衣服の変化について」
 ・「日本での外国人の労働と結婚問題について」
 ・「大阪学」
 ・「大型スーパーの競争戦略」
 ・「電子マネー」
 

  5.卒業研究で参考になる本、ホームページ

 (1)板坂元『何を書くか、どう書くか』PHP文庫、1997.

 (2)伊丹敬之『創造的論文の書き方』有斐閣、2002

 (3)木下是雄『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫、1994

 (4)小浜裕久・木村福成『経済論文の作法』日本評論社、1996.

 (5)小笠原喜康『大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書、2002

 (6)澁谷恵 『卒論応援団』クラブハウス、2000

 (7)澤田昭夫『論文の書き方』講談社学術新書、1977.

 (8)清水幾太郎『論文の書き方』岩波新書、1959

(9)花井等・若松篤『論文の書き方マニュアル』有斐閣アルマ、1997.

 (10)中央大学経済学部演習論文の書き方「http://www.econ.tamacc.chuo-u.ac.jp/html/thesis/thesis_frame.htm

(11)電脳式国文学研究入門 http://www.kogakkan-u.ac.jp/users/fukatsu/

 

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