十文字学園女子大学　社会情報学部　学部コンセプト

激動の時代で必要とされるのは、環境の変化にも流されず対応できる、自分の基礎をしっかりもった人材です。社会情報学部では、現代社会の課題は、自分自身の身近な問題でもあるとはっきりと認識し、その認識を出発点として情報やコンピューター、コミュニケーションに関する深い専門知識、広い視点を身につけていきます。時代を読みとるための技術や方法を学び、的確な判断のできる力を養います。

社会情報学部の構成
社会情報学部で身につく力
アドミッションポリシー

社会情報学部は、社会情報学科とコミュニケーション学科の2学科4コースからなっています。

	十文字学園は、女性の高等教育の充実を追究するために設立されました。それから約80年にわたり、幅広い視点から、女性が自分の将来をしっかり見すえて歩むための教育を充実させています。女子大の特性を活かし、個々の能力を引き出すよりよい環境を提供します。
	情報化時代の必需品であるパソコンを活用できるようになるためには、とにかく慣れることが必要です。学生全員にメールアドレスを発行しますので、学習や就職活動など幅広く使えます。学内に設置しているパソコンは、すべてインターネットの利用が可能です。
	新入生セミナーで「大学での学び方」を学習することから始まり、基礎から専門まで個々に応じてサポートします。少人数のゼミで専門領域を深く追求することはもちろん、主専攻・副専攻制度や資格取得の支援を利用し広く学ぶことも可能です。気軽に研究室を訪ねられるオフィスアワーなどを設けていて、豊かなキャンパスライフを支援しています。

建学の精神である「世の中に　たちてかひある　人と生きなむ」（社会に役立つ人材として生きる）を教育の基本理念として、社会情報学部では高度情報社会の変化に対応できる人材の養成をめざします。このため人文・社会科学と情報科学・技術を総合した学際的な幅広い領域で実践的体験的な学びを重視し、志願者としては21世紀において視野の広い判断力としなやかな行動力を備えて「自分らしい生きがい」を実現したいという意欲を持った女性を求めています。

私たちの生きる社会では、日々膨大な情報が生み出され、流通し活用されています。これを支える技術や必要とされるスキルも進化しています。こうした高度情報社会において社会情報学科では、コンピュータやビジネスについての確かな知識と技術を身につけ、社会での様々な問題に対応し貢献できる人材の育成を目指しています。

: デジタルテクノロジーコースでは、実社会で十分通用するコンピュータ関連の知識と技術を身につけた人材を育成することを目標としています。ソフトウェアを構築していくシステム分野、ネットワークやインターネットなどのネットワーク分野、コンピュータグラフィックスやWebデザインなどのマルチメディア分野を、学生自らの興味・関心に応じて系統立てて学習できることが特徴です。また、演習・実習科目を通して、基礎から応用まで理解度に応じた学習が可能です。情報産業分野で活躍してみたい人に学んでほしいコースです。

: ビジネス情報コースは、女性版のビジネススクールを目指しています。少子化社会では、必然的に女性の社会進出が高まります。そこで、女性の感性を生かしたビジネススクールが期待されます。また、「実践が主体」のビジネススクールであり、「会計」「経営」「情報」「感性」が教育の柱となります。一般企業や外資系企業で活躍したい学生、またマネージメント能力を生かしたショップの経営などに興味のある学生向けのコースです。

コミュニケーション学科では、多様な変化を遂げる時代に対応できる人材の養成をめざし、実践・体験的学びを重視しながら、情報の表現者としての知識・技法や現代社会の課題に対して創造性豊かな提案ができる力を育てます。21世紀社会において、強くしなやかに「自分らしさ」を実現していきたいと考える女性を求めます。

: コミュニケーションやメディアの専門的な知識に加えて、「伝えあう」ための実践を通じ、「自分らしさ」のある発想や表現を大切にします。音声、文章、映像、身体などをツールとするメディア分野の仕事を擬似体験し、情報の表現者として必要な理論と技術を学びます。企業の広告・宣伝・広報部門や、メディアの世界で働きたい人に学んでもらいたいコースです。