学生時代に得た学びや経験、
資格が将来の選択肢を
きっと広げてくれる

株式会社ティーペック
人間生活学部食物栄養学科2017年卒業

小浜 萌絵

ティーペックという企業に勤められていますが、
現在のお仕事についてお伺いします。

ティーペックは「人も組織も健康に」の実現に貢献している企業で、自治体や企業向けに、日本最大規模のメディカルコンタクトセンターを運営しており、医療や健康の専門家による24時間・年中無休の健康相談サービスなどの提案を行っています。

健康経営など顧客の課題を深くヒアリングして解決策を提案する仕事に当初は戸惑いもありましたが、先輩に相談したり、立ち止まって考えたりすることで克服しました。「窓口を導入したことで学生が復学できた」といった具体的な支援の結果を聞くことが、働く上での大きなモチベーションになっています。

新卒入社から転職も経験されたそうですね。
どんな転機があったのでしょうか。

もともと「食べるのが好き」という動機で大学では食物栄養学科を選んだのですが、当初は、管理栄養士として個別に指導を行うよりも、商品やサービスを通じてより多くの人の日常に関わりたいと考え、食品メーカーを志望しました。

新卒で入社したジャムメーカーでは営業職への配属でした。スーパーやドラッグストアへの新商品提案や売り場作り、プライベートブランドの開発などに6年間携わりました。

営業として顧客が何を求めているのかを聞き出すヒアリングから、自社の商品を提案するまでのプロセスにやりがいを感じていました。

ただ、社会人生活が長くなるにつれ、大学で学んだヘルスケアや栄養学の知識をもっと生かしたいという思いが芽生えてきたのです。さらに福祉や臨床の現場で働く友人の存在も刺激となり、ヘルスケア業界への転職を決意しました。

就職活動での苦労はありましたか。
どんなサポートが小浜さんの支えになりましたか。

私の就職活動は、大学4年の3月から本格的にスタートしました。しかし、その時期はちょうど3週間の病院での臨床実習と重なっており、非常に多忙な日々を送っていました。

周囲に後れを取るのではないかという不安や焦りに駆られながらも、実習の合間を縫って企業研究をしたり、面接のための原稿を作成したりと、何とか隙間時間を確保して乗り越えました。

そんなとき支えとなったのは大学のキャリアセンターの手厚いサポートと家族の言葉でした。

キャリアセンターでは応募書類の書き方から面接の作法など1から10まで教わり、内定が出ずに不安な時期も親身に相談に乗ってもらい、感謝しかありません。

また、母からは「自分のペースでやっていこう」「今この瞬間が大事」という言葉をかけられ、結果ばかりに目が向きがちだった私の心を軽くしてくれました。

後輩の皆さんに伝えたいメッセージはありますか。
十文字学園女子大学の強みもお聞かせください。

就活の本番の面接では、想定質問と回答を準備万端用意していたのですが、想定と少し違う質問をされただけで頭が真っ白になったことを覚えています。完璧な答えを用意するより、自分の言葉で伝えることが大事だと痛感しました。

大学で学んでいることは、社会に出てすぐに役立たなくても、必ず自分の糧になります。特に資格を生かした進路は、臨床や福祉の現場だけではありません。一般企業の健康相談窓口など、心と体に寄り添うセカンドキャリアの選択肢もあることを知ってほしいですね。

十文字学園女子大学には、明確にやりたいことが決まっていない人にもおすすめだと思います。専門性の高い学部・学科が多いため、入ってからでも何かしらの専門知識や資格を得ることができ、それが将来の生きる糧につながるからです。