平林寺の半僧坊大祭が今年も4月17日(日)に開催され、あわせて行われる伊豆殿行列に、本学の学生7人が出演しました。
同祭は、平林寺の行事の一つで、半俗半僧の姿をした摩訶不思議な神通力を持つ守護神を信仰する年に一度のお祭り。境内の半僧坊感応殿で行われる大般若経の転読や、雅楽の音が流れるなかでの近隣法類(同宗同派に属する僧)のお練りや稚児行列のほか、門前には露店や植木市などが並び、多くの人で賑わいました。
伊豆殿行列は、約360年前、新座市に縁の深い野火止用水を築いた松平伊豆守信綱公をたたえるために行われ、信綱公と家来衆に仮装し、平林寺門前を練り歩くものです。
今年は、市内3大学(十文字学園女子大学、跡見学園女子大学、立教大学)の学生17名が出演。本学からは信綱公の大役をメディアコミュニケーション学科の生越あゆみさんが演じたほか、メディアコミュニケーション学科の3年生5人、児童教育学科の3年生2人が行列の仮装に扮しました。テレビや映画の時代劇さながらの衣装やかつらを身に着け、江戸時代にタイムスリップしたようでした。
当日は、降雨のため行列は中止となりましたが、出演した学生たちは、殿様や家来、腰元を演じるなど貴重な体験を楽しみました。