本学COC事業として活動する「ふるさとの緑と野火止用水を育む会」(通称:HUGネット)のメンバーが、11月4日、用水沿いの樹木にネームプレートを取り付けました。作業には、野火止小学校の児童と本学児童教育学科の学生も参加。中には流れに突き出すような枝ぶりの木もあり、参加者は苦労しながら、1時間ほどで5本の木の幹に特製のネームプレートを取り付けました。
HUGネットでは、用水沿いの遊歩道を歩く人たちがさらに周辺の自然に親しみを持ってもらえるようにと、ネームプレートの取り付けを提案。近くの野火止小学校にも協力を呼びかけたところ、環境委員会に所属する5、6年生23人が参加しました。
子どもたちは、担当する樹木ごとに5班に分かれると、HUGネットのメンバーと一緒に、地上から1.5メートルほどの幹に「イロハモミジ」「クワ」「キンモクセイ」などの樹木名が記されたプレートを取り付けました。
参加した児童は「普段は入れない場所に入ってプレートを付けた。木のためになることができてよかった」と感想を話しました。大人たちからは「近くを通るときは、自分がプレートを付けた木のことを思い出してほしい」といった声が聞かれました。