社会情報デザイン学科コラム —「わたし」の興味を「社会」の課題へ
身近な興味・疑問を社会の課題とつなげよう!
社会情報デザイン学科の教員が、現代社会の動向を捉える上での視点や話題を提供します。
社会情報デザイン学科の教員が、現代社会の動向を捉える上での視点や話題を提供します。
「当たり前」を疑うと、人間のこともわかってくる:「見分ける力」をコンピュータに授けるには?

高校の教室で、隣の席の友だちと机を見分ける。簡単ですよね。私たちは人間と机を「分類する」ということを自然に行っています。
でも、あえて「教室の中にいる・ある」「(友だちの膝の上にも)教科書やノートを乗せられる」「動かせる」「床に接している」「炭素や水素などの元素を含んでいる」など人間と机を測る特徴をどんどんどんどん増やしていったらどうなるでしょう?違いよりも共通する要素が増えて、みなさんが簡単にできる分類が出来なくなっていくことが何となくわかると思います。
データ解析の世界では「醜いアヒルの子の定理」というものがあります。これは「対象を測る特徴を増やしていけばいくほど、全ての対象は同じだけの似た点を有する」という主張です。知りたい対象を理解しようと思い、対象を測る特徴の数を増やせば増やすほど、対象同士の類似点の数が同じになり、むしろ分類できなくなってしまいます。
「友だちと机を見分けるのに、わざわざ元素のことなんか考えないよ」って?そうです!つまり、対象を見るときには“この類似点(特徴)を重要視しよう”という意思がないと、分類はできないということです。どこに注目すればよいかを人が教えらえる領域では、AIは分類をできるようになってきています。しかし、「人間は何パターンに分類できる」は、人がコンピュータに教えてあげられないので、AIでも難しいのが現状です。
私の研究は、「どの様な特徴を選べば、よりよく分類できるか」というものです。自分で分析手法を考え・プログラムを作り・実験を行う ことからプログラムが得意になり、プログラミングの授業も行っています。
(教授 小野裕次郎)
でも、あえて「教室の中にいる・ある」「(友だちの膝の上にも)教科書やノートを乗せられる」「動かせる」「床に接している」「炭素や水素などの元素を含んでいる」など人間と机を測る特徴をどんどんどんどん増やしていったらどうなるでしょう?違いよりも共通する要素が増えて、みなさんが簡単にできる分類が出来なくなっていくことが何となくわかると思います。
データ解析の世界では「醜いアヒルの子の定理」というものがあります。これは「対象を測る特徴を増やしていけばいくほど、全ての対象は同じだけの似た点を有する」という主張です。知りたい対象を理解しようと思い、対象を測る特徴の数を増やせば増やすほど、対象同士の類似点の数が同じになり、むしろ分類できなくなってしまいます。
「友だちと机を見分けるのに、わざわざ元素のことなんか考えないよ」って?そうです!つまり、対象を見るときには“この類似点(特徴)を重要視しよう”という意思がないと、分類はできないということです。どこに注目すればよいかを人が教えらえる領域では、AIは分類をできるようになってきています。しかし、「人間は何パターンに分類できる」は、人がコンピュータに教えてあげられないので、AIでも難しいのが現状です。
私の研究は、「どの様な特徴を選べば、よりよく分類できるか」というものです。自分で分析手法を考え・プログラムを作り・実験を行う ことからプログラムが得意になり、プログラミングの授業も行っています。
(教授 小野裕次郎)
社会情報デザイン学科の具体的な取り組みはオープンキャンパスで!
4月26日のオープンキャンパスでの体験講座は、ゼミで「データ解析とゲーム作成」を行っている小野先生の「ゲームってどうやって動くの」です。ゲームがどのように作られるのか、ScratchやJavaScriptを使って見ていきます。ご来場予約は以下のバナーから!
AIは「しゃべる」から「やり遂げる」へ:AIと協働する時代の学びとは

みなさんは「チャッピー」を何に使っていますか?
大規模で複雑な生成AIにカワイイ愛称が定着するほど、AIは私たちの生活に身近で不可欠な存在になっていますね。
今やAIは、何でもできる超優秀な仕事の相棒のようにまで急激に進化しています。さまざまな企業が提供しているサービスも、AIが代わりにできると考えられて、各企業の株価が急落してしまうほどです。
AIが戦争に使われたという報道もあり、みなさんの生きるこの現代は「人類の歴史」という大きな観点でも重要な局面であるといえるでしょう。
与えられた指示に対して、AIが自分で考えて、ツールやデータを駆使し、試行錯誤しながら目標を達成できるようになった今、みなさんに求められるのは、「どんな指示を出して何をさせたいか」です。
どんなに優秀なAIも、あなたからの指示がなければ何もしてくれません。頼れる相棒を使って何を解決すべきか、その課題自体をはっきりと深く伝える能力が求められています。
(准教授 中村健太郎)
大規模で複雑な生成AIにカワイイ愛称が定着するほど、AIは私たちの生活に身近で不可欠な存在になっていますね。
今やAIは、何でもできる超優秀な仕事の相棒のようにまで急激に進化しています。さまざまな企業が提供しているサービスも、AIが代わりにできると考えられて、各企業の株価が急落してしまうほどです。
AIが戦争に使われたという報道もあり、みなさんの生きるこの現代は「人類の歴史」という大きな観点でも重要な局面であるといえるでしょう。
与えられた指示に対して、AIが自分で考えて、ツールやデータを駆使し、試行錯誤しながら目標を達成できるようになった今、みなさんに求められるのは、「どんな指示を出して何をさせたいか」です。
どんなに優秀なAIも、あなたからの指示がなければ何もしてくれません。頼れる相棒を使って何を解決すべきか、その課題自体をはっきりと深く伝える能力が求められています。
(准教授 中村健太郎)

