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健康栄養学科、幼児教育学科が合同で授業(食卓美学/造形保育論)を実施しました


11月22日(火)1限に行われた健康栄養学科科目「食卓美学」(担当教員:土井善晴特別招聘教授、名倉秀子教授)と幼児教育学科科目「造形保育論」(担当教員:名達英詔教授)の学生・教員が、合同で授業を実施しました。
羽釜・釜戸での炊飯を行うため、朝8時過ぎから教室外の中庭で準備が始まり、健康栄養学科(食文化コース)、幼児教育学科の学生と教員が協力して火を起こし、薪と羽釜でご飯を炊きました。
火の加減を調整しながら35分ほど経ち、羽釜と蓋の間から美味しそうなごはんの匂いが漂い始めると、皆火の回りに集まって蓋をそっとずらし、自分の目と鼻で炊飯の感触を確かめました。
ご飯が炊きあがると、土井先生自ら、まだ熱いごはんを手に取って握り、沖縄のお味噌を添えた小さな味噌おむすびを作りました。
出来上がったおむすびは学生だけでなく教員や関係者にもふるまわれ、秋の深まるキャンパスの一角で皆に笑顔がこぼれる授業が行われました。

授業の様子

※クリックすると画像が拡大表示されます。

参加した学生の感想

今回、土井先生の「食卓美学」の授業を通して、幼児教育学科の皆さんと交流できたことは素敵な機会になったと思いました。
事前に授業の内容を聞いたときは、火を焚き起こせるのか、美味しい白米を炊くことができるのかといった不安がありましたが、幼児教育学科の先生と学生の皆さんのおかげで無事に炊きあげることができたと思いました。
自分の学科では学ぶことがないことを今回の授業で知ることができたので、良かったです。また、幼児教育学科の皆さんが美味しそうにおむすびを頬張る姿にとても癒されました。
この授業を通して、作った料理を喜んで食べてもらうといった空間を自分でも作ることができるように、今後も日々探究していきたいと思いました。(健康栄養学科 3年)

私たちの「造形」の授業では、主に道具を使って火を起こすことを行いました。
失敗と再挑戦の繰り返しに時間を使い、自分で考えて取り組む試行錯誤の姿勢を学びました。
一方で「食卓美学」の授業では、おむすびを完成させることが目的で、適切に時間を配分して取り組んでいるように思えました。
目的は違えど、同じ場所、同じ時間でそれぞれに取り組むことで、それぞれの良さや普段と異なる視点を得ることができて、有意義な時間を過ごすことができました。(幼児教育学科 3年)

私が授業を通して感じたことは、自分たちでやることの意味です。
火をつける大変さを知った上で、外の空気を感じ、仲間と顔を合わせながら頂いたおむすびは、いつもの何倍も美味しく感じました。
現代ではあまり機会の無い体験をして、昔の人の工夫や技術の偉大さを感じ、今後も文化として残していきたいと思いました。(幼児教育学科 3年)
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