人間福祉学科が「令和6年度介護実習報告会」を実施しました
12月7日(土)に令和6年度介護実習報告会が実施されました。5回の介護実習を終えた「介護総合演習Ⅳ」の履修学生たちが3グループで6つのケーススタディの発表を行いました。
司会進行、発表、質疑応答、会の運営などは、すべて学生たちが連携して行い、発表の際は、ロールプレイの映像を交え、参加者が理解しやすいようにまとめられていました。また、これから介護実習を行う学生(「介護総合演習Ⅰ」と「介護総合演習Ⅱ」の履修者)は聴講として参加し、受付を手伝ったり、各発表後に行われた質疑応答では、先輩に積極的に質問する様子がみられました。後輩の学生たちに向け、クイズ形式で実習で留意する点が伝えられ、楽しく、深く実習を学ぶことができました。
最後に発表した学生たちが1年生からこれまでの実習でお世話になった事業所の方からコメントをいただきました。また、各教員から、ここまでの実習経験の集大成として本日を迎えることができたこと、この学びを今後も生かしてほしいということなど講評がされました。
実習報告会後は、実習先で指導してくださった職員様と教員とで情報交換会が行われ、様々な意見を交換することができました。
司会進行、発表、質疑応答、会の運営などは、すべて学生たちが連携して行い、発表の際は、ロールプレイの映像を交え、参加者が理解しやすいようにまとめられていました。また、これから介護実習を行う学生(「介護総合演習Ⅰ」と「介護総合演習Ⅱ」の履修者)は聴講として参加し、受付を手伝ったり、各発表後に行われた質疑応答では、先輩に積極的に質問する様子がみられました。後輩の学生たちに向け、クイズ形式で実習で留意する点が伝えられ、楽しく、深く実習を学ぶことができました。
最後に発表した学生たちが1年生からこれまでの実習でお世話になった事業所の方からコメントをいただきました。また、各教員から、ここまでの実習経験の集大成として本日を迎えることができたこと、この学びを今後も生かしてほしいということなど講評がされました。
実習報告会後は、実習先で指導してくださった職員様と教員とで情報交換会が行われ、様々な意見を交換することができました。
参加した学生の感想
実習報告会を通して、学生同士意見を出し合いながらケーススタディを行うことができ、介護への理解が深まると同時に、学生同士の仲も深まったように感じています。本番では、卒業生や来賓の方、先生方からのフィードバックを頂いた事により新たな気づきもありました。また、実習施設の方々、協力して頂いた利用者さん先生方、全ての方に感謝申し上げます。(人間福祉学科3年)
今回の介護実習報告会後半の部では6グループの発表を聞くことができ、様々な新たな視点や学びを得ることが出来ました。各グループともにその利用者さんの生活歴や病歴、施設での暮らしやその人の性格などから利用者さんの生活課題を抽出し、何度かの失敗を経てレクや心身機能・生活の基本動作の維持向上を計画から評価、今後の課題を分かりやすくまとめていて、来年の実習では先輩方のような介護実践・発表が出来るよう努力したいと感じました。(人間福祉学科2年)
利用者の生活課題を考えるとき、「課題」という言葉だけを見て、できないことを改善するというイメージを強く持っていました。しかし、実際に先輩方の挙げた生活課題の中には「安心して介助を受ける」「車椅子での自走を維持する」「好きなことをして過ごす」など、生活のなかに楽しみを見つけることや、今できることを維持することを目的としている内容も多く、利用者にとって、課題=できないことをできるようにするというわけではないことに気付くことができました。また、今回の発表の中で、「障害者高齢自立度」や「認知症高齢者自立度」などのまだ理解できていない単語がありました。利用者の生活課題を考えるためには、既往歴・現病歴やADLだけでなく、そのような知識も必要だということを学びました。先輩方の発表を聞いて、これからの学習では利用者の思いに気付くためにはどのようなコミュニケーションを取るべきか、課題を設定するためにはどのような点に着目すれば良いのか等を学習して、最終実習では先輩方のように利用者がより充実した生活を送るための方法を考えられるようになりたいと思います。貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。(人間福祉学科1年)
今回の介護実習報告会後半の部では6グループの発表を聞くことができ、様々な新たな視点や学びを得ることが出来ました。各グループともにその利用者さんの生活歴や病歴、施設での暮らしやその人の性格などから利用者さんの生活課題を抽出し、何度かの失敗を経てレクや心身機能・生活の基本動作の維持向上を計画から評価、今後の課題を分かりやすくまとめていて、来年の実習では先輩方のような介護実践・発表が出来るよう努力したいと感じました。(人間福祉学科2年)
利用者の生活課題を考えるとき、「課題」という言葉だけを見て、できないことを改善するというイメージを強く持っていました。しかし、実際に先輩方の挙げた生活課題の中には「安心して介助を受ける」「車椅子での自走を維持する」「好きなことをして過ごす」など、生活のなかに楽しみを見つけることや、今できることを維持することを目的としている内容も多く、利用者にとって、課題=できないことをできるようにするというわけではないことに気付くことができました。また、今回の発表の中で、「障害者高齢自立度」や「認知症高齢者自立度」などのまだ理解できていない単語がありました。利用者の生活課題を考えるためには、既往歴・現病歴やADLだけでなく、そのような知識も必要だということを学びました。先輩方の発表を聞いて、これからの学習では利用者の思いに気付くためにはどのようなコミュニケーションを取るべきか、課題を設定するためにはどのような点に着目すれば良いのか等を学習して、最終実習では先輩方のように利用者がより充実した生活を送るための方法を考えられるようになりたいと思います。貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。(人間福祉学科1年)