「グローバルビジネス」レポート
社会情報デザイン学科の専門科目「グローバルビジネス」(担当教員:瀬谷崎 裕之 特任教授)では、グローバルビジネスの基礎的な知識、マインド、スキルと、企業が直面する問題や内部・外部環境に適した組織形態、戦略などを学びます。
【特別講義】キリンホールディングス株式会社
2025年7月4日(金)、11日(金)の2週にわたり、キリンホールディングス株式会社の西村慶介副社長をお招きし、グローバルビジネスに関する特別講義を実施しました。講義では、海外進出事例を紹介しながら、戦略の立案手法や、過去の失敗から学びを得て戦略に活かす取り組みなど、リアルな企業のグローバル展開について学びました。また、講義内では、学生たちの質問にも丁寧に答えていただき、経験に基づいた貴重なお話から、多くの学びを得る機会となりました。
受講した学生の感想
- グローバル人材とは何かを知ることができ、今後の自分に必要な視点を得ることができました。インバウンドが進む現代において、私自身もグローバルな視点を持つ必要があると感じ、特に英語力の不足に危機感を覚えました。また、ビジネスにおける基本的な姿勢として「5W1H」を大切にすることの重要性を学びました。それにより、自分が何をすべきか、何をしたいのかを明確に理解できるようになると感じました。
特に印象に残ったのは、西村副社長の「action、とにかく行動」という言葉です。考えすぎてなかなか行動に移せない自分にとって、この言葉は大きな気づきとなりました。ビジネスの場面でも、行動力と経験が重要であるというお話があり、今後の人生にも活かしていきたいと思いました。貴重なお話を聞くことができ、自分自身を見つめ直す良い機会となりました。 - 「自分なりに課題を見つけ解決に導ける人、それを行動に移せる人、ただ与えられた仕事をするのは当たり前」という西村副社長の最後の言葉が、特に印象に残りました。毎日与えられたことをこなすだけでなく、それを自分なりに解釈し、探究する姿勢こそがグローバルビジネスにおいて重要であり、探究心を持ち続けることの大切さを実感しました。また、それを行動に移すことで、留学や異文化交流など多様な経験につながり、仕事面だけでなく、自分自身の人生もより豊かになるのではないかと感じました。