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圧縮効果telescoping effect

ついこの間のことのように

たとえば…
同級生とたまたま駅で会って担任の先生の話で昨日のことのように盛り上がったが、卒業してからもう4年も経っていることに気づいて驚いた。

考えてみよう

「台風」と聞いて思い出した出来事をメモしてください。
メモを終えたら、下記(1)~(4)の問いに答えてください。

(1) その出来事は今からどのくらい前のことか思い出して、メモしてください。

(2) その出来事が起きた日時を思い出して、メモしてください。

(3) 上記のどちらが正確か、自分自身で検証してください。

(4) 自分以外の人にも、上記のことをしてもらい、自分の結果と比べてみてください。

解説

私たちは、つい最近の出来事をずいぶん前に起きたことにように感じたり、逆に、かなり前の出来事をつい最近起きたことのように感じたりすることがあります。こうした現象は圧縮効果と呼ばれています。

例題のような形式で、実験参加者の個人的な出来事について、その絶対的な時期(例えば、〇年〇月〇日)と相対的な時期(例えば、〇週間前)を報告するように求めると、絶対的な時期のほうがより正確に報告されることが示されました。また、最近の出来事については少し前に起きたこととして(小さな圧縮効果)、逆に、過去の出来事についてはつい最近起きたこととして(大きな圧縮効果)が生じることが報告されています。

さらに、この現象については、概ね3年を境に、ここ3年以内に起きた出来事はそれよりもっと以前のことに感じられ、3年以上前に起きた過去の出来事はここ最近のことのように感じられるという報告もあります。

【参考文献】
Janssen, S. M. J., Chessa, A. G., & Murre, J. M. J. (2006). Memory for time: How people date events. Memory & Cognition, 34(1), 138-147.

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