【授業レポート】公衆栄養学実習 特別授業
健康栄養学科「公衆栄養学実習」では、地域で人々の暮らしを支える多様な活動について学びを深めています。
第3弾 「食」で世界を支える ― 企業の現場から考える公衆栄養学―
今回は特別授業第3弾として、エームサービス株式会社取締役常務執行役員の紅林利弥氏を講師にお招きし、「食を通して人と社会を支えること」をテーマにご講話いただきました。紅林氏は、同社が展開する幅広い飲食サービス事業に携わってこられました。
今回の授業では、病院や高齢者施設など私たちの身近な食事サービスから、大型国際スポーツ大会における飲食サービスまで、企業が「食」を通してどのように人々の健康や生活を支えているのか、実際の経験を交えてお話しいただきました。
今回の授業では、病院や高齢者施設など私たちの身近な食事サービスから、大型国際スポーツ大会における飲食サービスまで、企業が「食」を通してどのように人々の健康や生活を支えているのか、実際の経験を交えてお話しいただきました。
世界中の人に「安全で、おいしい食事」を届ける
世界各国から多くのアスリートが集まる大規模なスポーツ大会などでは、栄養面への配慮だけではなく、競技特性や宗教上の食習慣など、多様な背景に応える対応が求められます。
学生たちが特に気づいたのは、「誰が、いつ、どのような状況で食べるのか」まで考えて食環境がつくられていることでした。また、車いすを利用する人が料理を選びやすいように料理の配置や見え方を工夫するなど、食事を「つくる」だけではなく、誰もが自分で選び、安心して食べられる環境をつくることも、食を支える重要な仕事であることを学びました。
学生たちが特に気づいたのは、「誰が、いつ、どのような状況で食べるのか」まで考えて食環境がつくられていることでした。また、車いすを利用する人が料理を選びやすいように料理の配置や見え方を工夫するなど、食事を「つくる」だけではなく、誰もが自分で選び、安心して食べられる環境をつくることも、食を支える重要な仕事であることを学びました。


「栄養」と「おいしさ」を両立する
講義では、栄養士・管理栄養士と調理師が、それぞれの専門性を生かして協働することの大切さについてもお話しいただきました。
栄養バランスが優れているだけではなく、食べる方が「おいしい」「食べたい」と思えることも大切です。食べる方の状況や目的に合わせた食事を考えることが、健康を支えることにつながります。
学生たちにとって、「栄養」と「おいしさ」を別々に考えるのではなく、両方を実現することも食の専門職の大切な役割であると改めて考える機会となりました。
栄養バランスが優れているだけではなく、食べる方が「おいしい」「食べたい」と思えることも大切です。食べる方の状況や目的に合わせた食事を考えることが、健康を支えることにつながります。
学生たちにとって、「栄養」と「おいしさ」を別々に考えるのではなく、両方を実現することも食の専門職の大切な役割であると改めて考える機会となりました。
私たちの食卓から、社会、そして世界へ

講義の後半では、視点をアスリートから私たち自身の暮らしへと広げ、食料生産や食料自給、地球環境、持続可能な食生活についても考えました。
「何を食べるか」という一人ひとりの選択は、自分自身の健康だけではなく、生産者や地域、社会、そして地球環境にもつながっています。
公衆栄養学では、個人の食生活だけを見るのではなく、人々を取り巻く地域、社会、経済、文化、環境まで含めて健康を考えます。今回の講義は、大学で学んでいる公衆栄養学が、企業や社会の実践とどのようにつながっているのかを知る貴重な機会となりました。
「何を食べるか」という一人ひとりの選択は、自分自身の健康だけではなく、生産者や地域、社会、そして地球環境にもつながっています。
公衆栄養学では、個人の食生活だけを見るのではなく、人々を取り巻く地域、社会、経済、文化、環境まで含めて健康を考えます。今回の講義は、大学で学んでいる公衆栄養学が、企業や社会の実践とどのようにつながっているのかを知る貴重な機会となりました。
学生たちが感じた「栄養士の可能性」
授業後のアンケートでは、9割以上の学生が講義について「満足」「大変満足」と回答し、さまざまな感想が寄せられました。
「栄養士はただ調理や提供を行うだけでなく、一人ひとりに合わせた食事の提案から食材調達、衛生管理まで考える必要があると学びました。」
「食事の内容だけでなく、食べる環境への配慮まで徹底されていることが深く印象に残りました。」
「日本の中だけの狭い範囲で考えるのではなく、栄養士としてどのように世界へ貢献できるかを考える第一歩になりました。」
「栄養士はさまざまな場所で活躍できることを知り、自分自身ができることの可能性が想像以上に広がっていると実感しました。」
「栄養士はただ調理や提供を行うだけでなく、一人ひとりに合わせた食事の提案から食材調達、衛生管理まで考える必要があると学びました。」
「食事の内容だけでなく、食べる環境への配慮まで徹底されていることが深く印象に残りました。」
「日本の中だけの狭い範囲で考えるのではなく、栄養士としてどのように世界へ貢献できるかを考える第一歩になりました。」
「栄養士はさまざまな場所で活躍できることを知り、自分自身ができることの可能性が想像以上に広がっていると実感しました。」
公衆栄養学の学びを、社会へ
健康栄養学科で学ぶ「食」は、毎日の食卓から地域、医療・福祉、企業、スポーツ、そして世界へとつながっています。本学科の公衆栄養学実習では、教科書で知識を学ぶだけでなく、社会の第一線で活躍する方々との出会いを通して、“食と健康を社会の中でどう生かすのか”を考えることも大切にしています。
今回の特別授業を通して、学生たちは、栄養士・管理栄養士の専門性が想像していた以上に幅広い場で人々の健康や Well-being を支えていることを知り、自分たちが大学で学んでいることの可能性を改めて考えることができました。
紅林氏から学生たちに届けられた「栄養士の皆さんは人類と地球を健康にできる」という力強い言葉。大学で学んでいる栄養の知識が将来世界で役立つ可能性について語られました。
これから社会へ羽ばたく学生たちにとって、「食」を通して自分には何ができるのか、その可能性を広げる特別な時間となりました。
エームサービス株式会社取締役常務執行役員 紅林利弥氏には、お忙しい中、現実社会での貴重な経験と、これから食の専門職を目指す学生たちへの力強いメッセージを届けてくださり、心より感謝申し上げます。
今回の特別授業を通して、学生たちは、栄養士・管理栄養士の専門性が想像していた以上に幅広い場で人々の健康や Well-being を支えていることを知り、自分たちが大学で学んでいることの可能性を改めて考えることができました。
紅林氏から学生たちに届けられた「栄養士の皆さんは人類と地球を健康にできる」という力強い言葉。大学で学んでいる栄養の知識が将来世界で役立つ可能性について語られました。
これから社会へ羽ばたく学生たちにとって、「食」を通して自分には何ができるのか、その可能性を広げる特別な時間となりました。
エームサービス株式会社取締役常務執行役員 紅林利弥氏には、お忙しい中、現実社会での貴重な経験と、これから食の専門職を目指す学生たちへの力強いメッセージを届けてくださり、心より感謝申し上げます。


第2弾 俳優BTさんと考える「公衆栄養学的Well-being」
今回は特別授業第2弾として、俳優のBTさんをお招きし、Well-beingについて考える授業を行いました。
BTさんは、アフリカ系アメリカ人の俳優として日本で活動されています。幼少期から日本との縁があり、大学卒業後に来日。岩手県で英語やフランス語を教えた経験を経て、現在は俳優としてテレビドラマや映像作品などで活躍されています。
最近では、NHK WORLD-JAPANの番組でレポーターも務められており、TBS『VIVANT』、テレビ朝日『科捜研の女』、日本テレビ『ブラック校則』など、多くのドラマや映像作品に出演されています。また、日本語は独学で学ばれ、今回の授業でも流暢な日本語で学生たちに語りかけてくださいました。
今回の授業では、BTさんの生い立ち、日本語を学んだ経験、ことばや文化の違いの中で暮らす中で感じたこと、俳優として大切にしている「人を理解し、表現し、伝える力」についてお話しいただきました。
BTさんは、アフリカ系アメリカ人の俳優として日本で活動されています。幼少期から日本との縁があり、大学卒業後に来日。岩手県で英語やフランス語を教えた経験を経て、現在は俳優としてテレビドラマや映像作品などで活躍されています。
最近では、NHK WORLD-JAPANの番組でレポーターも務められており、TBS『VIVANT』、テレビ朝日『科捜研の女』、日本テレビ『ブラック校則』など、多くのドラマや映像作品に出演されています。また、日本語は独学で学ばれ、今回の授業でも流暢な日本語で学生たちに語りかけてくださいました。
今回の授業では、BTさんの生い立ち、日本語を学んだ経験、ことばや文化の違いの中で暮らす中で感じたこと、俳優として大切にしている「人を理解し、表現し、伝える力」についてお話しいただきました。
授業のテーマ「公衆栄養学的Well-being」


Well-beingとは、単に病気がないことだけではなく、心と体が整っていること、人とのつながりがあること、自分らしくいられること、安心して生活できることを含む考え方です。
BTさんは、講話の中で「Well-beingは心の中から始まる」と話されました。特に学生の心に残ったのは、「思い込み」と「言葉の力」についてのお話です。自分にはできないと思い込むのか、自分にもできるかもしれないと考えるのか。その違いが、行動や挑戦する力に影響することを、ご自身の経験を通して伝えてくださいました。
BTさんは、講話の中で「Well-beingは心の中から始まる」と話されました。特に学生の心に残ったのは、「思い込み」と「言葉の力」についてのお話です。自分にはできないと思い込むのか、自分にもできるかもしれないと考えるのか。その違いが、行動や挑戦する力に影響することを、ご自身の経験を通して伝えてくださいました。
学生アンケート:

講話後、学生たちは自分自身の思い込みや、周囲の人との関わりについて考えました。
授業後のアンケートでは、参加学生の98%が「大変満足」「満足」と回答しました。学生からは、次のような感想が寄せられました。
「思い込みは、良くも悪くも自分の人生に大きく影響することを学びました。」
「栄養指導でも、相手のことを思い込みで決めつけないことが大切だと思いました。」
「Well-beingは、身体だけでなく心の健康にもつながっていると感じました。」
「自分の可能性を否定するのも、広げていくのも自分だと改めて感じました。」
「自分だけでなく、周囲の人にも良い言葉かけをしていきたいです。」
授業後のアンケートでは、参加学生の98%が「大変満足」「満足」と回答しました。学生からは、次のような感想が寄せられました。
「思い込みは、良くも悪くも自分の人生に大きく影響することを学びました。」
「栄養指導でも、相手のことを思い込みで決めつけないことが大切だと思いました。」
「Well-beingは、身体だけでなく心の健康にもつながっていると感じました。」
「自分の可能性を否定するのも、広げていくのも自分だと改めて感じました。」
「自分だけでなく、周囲の人にも良い言葉かけをしていきたいです。」


公衆栄養学実習では、食事や栄養の知識だけでなく、人々の生活背景、文化、環境、人とのつながりを含めて健康を考えます。今回の特別授業は、俳優業や国や地域を越えた経験という視点から、人を理解すること、相手に届く言葉を選ぶこと、自分らしく生きることについて考える貴重な機会となりました。
健康栄養学科では、栄養士として必要な専門知識に加え、人と関わり、社会の中で健康を支える力を育てています。
今回の授業を通して、学生たちは「食と運動と健康」をより広い視点から捉え、公衆栄養学の学びの奥深さを感じることができました。
BTさん、お忙しい中、学生たちに温かく力強いメッセージを届けてくださり、ありがとうございました。
健康栄養学科では、栄養士として必要な専門知識に加え、人と関わり、社会の中で健康を支える力を育てています。
今回の授業を通して、学生たちは「食と運動と健康」をより広い視点から捉え、公衆栄養学の学びの奥深さを感じることができました。
BTさん、お忙しい中、学生たちに温かく力強いメッセージを届けてくださり、ありがとうございました。
第1弾 ボタニカルライフクリエーターに学ぶ
― 植物が暮らしをデザインする力と、QOL(生活の質)向上・地域活性 ―
今回は特別授業の第1弾として、本学の卒業生であり、創業30年以上の実績を持つボタニカルライフクリエイター・
有限会社フロレゾン花瞬 代表取締役の芦澤葉香氏をお招きしました。「人生は、『探すもの』ではなく、『つくるもの』」をテーマにご講義いただいた模様をレポートします。
有限会社フロレゾン花瞬 代表取締役の芦澤葉香氏をお招きしました。「人生は、『探すもの』ではなく、『つくるもの』」をテーマにご講義いただいた模様をレポートします。
植物を通じて「健やかで心豊かな暮らし」を届ける
講師の芦澤氏は、「植物が暮らしをデザインする」をブランドミッションに掲げ、花と緑を通じて、健やかで心豊かな暮らしの価値を提供されています。現在は、グリーンディスプレイの企画・設置・維持管理を一貫して行い、生産者とのネットワークを生かしながら、商業施設やマンションギャラリーなど、さまざまな空間演出を手がけられています。

授業では、ご自身のキャリア形成についてお話しいただきました。
・短大卒業後に不動産デベロッパーで女性営業第1号として活躍されたこと
・広告代理店勤務時代に「花が空間と人を生かす力」に出会ったこと
・ダブルワークを経て29歳で独立し、34歳で法人化されたことなど
・短大卒業後に不動産デベロッパーで女性営業第1号として活躍されたこと
・広告代理店勤務時代に「花が空間と人を生かす力」に出会ったこと
・ダブルワークを経て29歳で独立し、34歳で法人化されたことなど
特に印象的だったのは、「仕事は探すものではなく、動きながら作っていくもの」というメッセージです。学生たちは、卒業後の進路や働き方について、資格や職種だけでなく、自分の感性や経験をどのように社会の中で生かしていくかを考える機会となりました。
公衆栄養の視点から捉える「心の豊かさ」と「QOL(生活の質)」
講義では、花や緑が単なる装飾ではなく、人の気持ちを整え、空間の価値を高め、地域や暮らしに潤いをもたらす存在であることが伝えられました。
公衆栄養の視点からも、QOL(生活の質)の向上は食生活だけでなく、住環境、地域とのつながり、心の豊かさとも深く関係しています。今回の授業は、学生にとって「人々の健康を支える仕事」の広がりを実感する貴重な学びとなりました。
公衆栄養の視点からも、QOL(生活の質)の向上は食生活だけでなく、住環境、地域とのつながり、心の豊かさとも深く関係しています。今回の授業は、学生にとって「人々の健康を支える仕事」の広がりを実感する貴重な学びとなりました。
また、芦澤氏が大切にされているプロフェッショナリズムは、将来、栄養士・管理栄養士・栄養教諭・企業人・地域で活動する専門職を目指す学生にとっても、大切な指針となるものです。
・女性の感性を生かすこと
・暮らしを豊かにする価値を創出すること
・顧客志向と感謝を基盤にすること
・女性の感性を生かすこと
・暮らしを豊かにする価値を創出すること
・顧客志向と感謝を基盤にすること


学生アンケート:満足度は98%!多くの学生が将来に対して前向きな気持ちに
授業後のアンケートでは、「大変満足」「満足」と答えた学生が98%に上り、多くの学生が将来に対して前向きな気持ちを持つきっかけとなりました。寄せられた感想の一部をご紹介します。
・「自分の好きなことを考えることを難しく考えてしまいがちですが、日常の中で気がつかないうちに考えているのだと思いました」
・「SNSがない時代に会社を起業し、広めていくというお話から、自分のやり方次第で世界は広がるということを学びました」
・「同じ十文字学園女子大学で学んだ先輩が、自分の『好き』を形にして仕事にしていることに驚き、自分にもそのような未来があるのかもしれないと感じました」
・「自分の軸がしっかりしていれば、辛いことがあっても乗り越えられることが分かりました」
・「人生は『探すもの』ではなく、『つくるもの』という言葉が印象に残りました」
・「就職活動中で将来に不安がありましたが、自分が本当にやってみたい仕事について考え直すよい機会になりました」
・「自分から少しでもよいから踏み出して行動することで、よりよい未来になっていくのだと思いました」
・「SNSがない時代に会社を起業し、広めていくというお話から、自分のやり方次第で世界は広がるということを学びました」
・「同じ十文字学園女子大学で学んだ先輩が、自分の『好き』を形にして仕事にしていることに驚き、自分にもそのような未来があるのかもしれないと感じました」
・「自分の軸がしっかりしていれば、辛いことがあっても乗り越えられることが分かりました」
・「人生は『探すもの』ではなく、『つくるもの』という言葉が印象に残りました」
・「就職活動中で将来に不安がありましたが、自分が本当にやってみたい仕事について考え直すよい機会になりました」
・「自分から少しでもよいから踏み出して行動することで、よりよい未来になっていくのだと思いました」
これらの感想から、講師の「自分の経験や感性を生かしながら、動き続けることで道をつくっていく」という姿勢は、就職活動や将来への不安を抱える学生にとって、大きな励みとなったようです。


今回の特別授業は、花や緑を通じて人々の暮らしを豊かにする仕事に触れながら、QOLの向上や地域活性に関わる仕事の広がりを考える貴重な学びとなりました。
公衆栄養学実習では、今後も地域・社会・暮らしと健康をつなぐ実践的な学びを大切にしていきます。卒業生や地域で活躍される方々との出会いを通して、学生が自分自身の未来を前向きに描く機会を広げていきたいと考えています。




