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研究・社会貢献・公開講座

プラスごはんプロジェクト


「プラスごはんプロジェクト」は、十文字学園女子大学の食環境をさらに魅力的なものにするために、“作って楽しい!食べておいしい!”を応援するプロジェクトです。
これまでに学内でメニューコンテストを開催し、選ばれたメニューを学生食堂で提供してきたほか、現在は学生が主体となって地域へ食の情報発信を行い、地域住民の健康増進に寄与することを目指して活動しています。

1.学生食堂メニューコンテスト

「学食メニューコンテスト」は、学生や教職員から広くメニューを募集し、選ばれた料理が学生食堂で販売されるという取り組みです。本取り組みは株式会社グリーンハウスの協力を得て実施しています。
「学食メニューコンテスト」は、2020年から2025年までの間に計6回開催されました。ここでは、これまでのコンテストで選ばれて実際に学生食堂で提供されたメニューをご紹介します!

第1弾

第1弾は定食の部、ワンプレートの部、一品料理の部の3部門のアイデアメニューを広く募集しました。

糖質オフ!!ジャージャー麺
    
女子大学生の中には、日頃から食事に気を遣っている人が多くいますが、おいしいものがあふれている世の中で、我慢ばかりではもったいない!そんな想いから、ダイエット中の方でも食べやすい、糖質オフのジャージャー麵を考案しました。

野菜たっぷりビビンバ定食

目指したのは、おいしくて健康的なメニューです。実際に食堂で作っていただいた料理も、野菜たっぷりで彩りがよく、ごま油の香りも効いていて、狙い通りの仕上がりになっていました。

鶏肉のバジルソテー

1食当たり1.4mgの鉄分が含まれる鶏もも肉を手軽に味わえる一品料理として提案しました。食堂では定食メニューとして提供され、多くの方に「おいしかった」と言っていただき、作り手としての喜びを味わえました。

第2弾

第2弾ではこんな料理が食べてみたい!こんなメニューが学生食堂にあったらいいな…など日ごろ考えているアイディアメニューを広く募集しました。

ゴマ油香る汁なし中華らーめん

運びやすくお箸だけで手軽に食べることを意識しました。このメニューは汁がないため気温が上がり食欲が減少してもおいしく食べられます。

おくずかけ

おくずかけは宮城県南部を中心に春秋の彼岸や、お盆の時期に供される代表的な郷土料理です。本来は温麺という麺が使われますが、今回は一般的な素麺を使用しました。

こだわりひじき入りヘルシー豆腐ハンバーグ

女性に不足しがちな栄養素を意識した食材を使っています。豆腐を使用し、ヘルシーながらも満足感を得られる万能なハンバーグです!

アサリと青菜の豆乳ラーメン

女性は月経やダイエットなどで貧血になりやすいので、おいしく鉄を摂取できるメニューを考案しました。具材には鉄を多く含むほうれん草やアサリを使用し、スープには豆乳を使用しています。

チーズがのびーるツナキンパ

若い女性に人気の韓国料理。チーズを使った料理を考案しました。ご飯自体の味付けを辛めにしたのでチーズとの相性は抜群です。

春の彩りビビンバ丼

コンセプトは「短時間で簡単においしく!栄養バランス抜群な食事を!」です。見た目が鮮やかで色とりどりのナムルは春のいきいきした草木をイメージしました。

第3弾

第3弾は、”秋”と”冬”の味覚を楽しむことができるメニューを募集し、以下の4つのメニューを学生食堂で提供しました。

かぼちゃクリームペンネランチ

かぼちゃをたっぷり使った、濃厚で優しい味のかぼちゃクリームペンネです。ペンネには、鶏肉、マッシュルーム、ほうれん草も入っているのでボリューム満点!仕上げの黒コショウと 追いパルメザンチーズが味の決め手です。副菜はサニーレタスとツナのサラダです。
ほくほくサツマイモご飯とイワシの竜田揚げ

秋の季節感を出すため、主食はサツマイモご飯にして、味噌汁にはきのこを使いました。また、主菜にはイワシを使用して、鉄の摂取を意識しました。イワシの竜田揚げには色鮮やかなかぼちゃをプラスしています。

カオマンガイ定食

女性からとても人気のあるタイ料理が学校の食堂メニューにあったら嬉しいなという思いでこの定食メニューを考案しました。カオマンガイは油を使用せずに作ることができるため、炒めたり、揚げたりするよりもエネルギーを抑えて作ることができます。

油淋鶏唐揚げ定食

野菜をたくさん使い、栄養バランスと見た目も色とりどりの定食にしました。油淋鶏はパリッと二度揚げした唐揚げと、やみつきになる長ねぎタレがマッチ!ナムルはピリ辛で刺激のある1品なので、スープはやさしくとろみをつけるよう工夫しました。


第4弾

学食メニューコンテスト第4弾が実施された2022年は、十文字学園創立100周年という記念すべき年でした。そこでコンテストでは、十文字学園100周年にちなんだメニューを募集し、選ばれた4つのメニューが学生食堂で提供されました!

お祝い!夏野菜のカラフルキーマカレー

今年は、十文字学園女子大学が創立100周年ということで、プロジェクト第4弾のテーマは「お祝い」でした。お祝い事ですので、華やかな見た目の献立にしたく、カラフルキーマカレーを提案しました。

100周年プラスちゃんバーガー定食

プラスちゃんバーガーは、100周年という積み重なった歴史に十文字学園女子大学の緑豊かな環境をサニーレタス・マスタードのピリ辛さとはちみつの甘さがあるハニーマスタードチキンにしてハンバーガーで表現しました。

祝 十文字ちらし寿司定食

本大学のイメージとして華やかさを表現するため、彩り豊かに、新座の特産物や桜でんぶ、花麩などを使用しました。ちらし寿司は、旬の食材であるみょうがを入れたことで、味と食感の良いアクセントとなり、たっぷりの食材で食べ応えのあるメニューに出来たと思います。

なすとツナのペンネアラビアータ

今回のメニューのコンセプトとしては100周年のお祝いメニューとのことだったので、トマトの赤とチーズの白で紅白を表現しました。副菜は、メインとなるパスタの隣にあって映えるような緑と黄色を使用し彩り豊かな献立にしました。

第5弾

第5弾のテーマは「やさい」をたっぷり楽しもう!です。
身近に「やさい」が感じられるほっとする味や、野菜の新しい食べ方、新たな味を発見できるようなメニューを募集しました。

豆腐ハンバーグきのこソース定食

寒い日にぴったりなとろ~りきのこソースの豆腐ハンバーグに、ほくほくしたさつまいものごはんを組み合わせました。

野菜たっぷり!鶏肉の唐揚げ甘酢あんかけ定食

1日に必要な野菜350gのうち、「約1/2日分の野菜」が摂れる、カリッとした鶏肉の唐揚げが魅力のホッとできる定食です。
こちらは学生によるレシピ動画集があります。ぜひご覧ください!
https://youtu.be/ZGBzrqB7zTo?si=Js78-JDwPM--WJNs

野菜たっぷりビビンバ丼定食

旬の食材をたっぷりと使用した、色鮮やかで見た目も楽しい、まろやかな味わいのビビンバ丼です。

サーモンとキノコのポテトマカロニグラタン定食

サーモンとキノコの旨み、とろけるチーズが楽しめる、濃厚でクリーミーなマカロニグラタンです。

第6弾

十文字学園女子大学のマスコットキャラクター「プラスちゃん」は、2024年10月10日に10歳のお誕生日を迎えました! プロジェクトではこのお誕生日をお祝いするべく、「10種類の食材を使ったメニュー」「新座市の特産物(ほうれん草、人参、里芋)を使用したメニュー」「プラスちゃんの白をイメージしたホワイトスイーツ」という3つのテーマでアイデアを募集。選ばれた3つの優秀作品が、実際に学生食堂で提供されました。
10種類の食材を使ったメニュー!鱈福丼

プラスちゃんのお誕生日をお祝いするということで、これからも多くの福に恵まれてほしいという想いを込めて"鱈福丼"を考案しました。長ネギや生姜、ニンニクなどの香味野菜を酸味の効いた油淋ソースと絡めました。またパプリカやトマトにより彩りも良く、タラのたんぱく質と野菜のビタミン・ミネラルが丼ひとつで補える一品です。

ほうれん草を使ったメニュー!鮭とほうれん草のクリーム煮

白くまのプラスちゃんをイメージし、くまの好物である“鮭”と新座市の特産物である“ほうれん草”を使い、栄養バランスを考えてキノコも加えています。見た目にも白くまを思わせるように、色合いはホワイトで仕上げました!クリーム煮にすることで、たくさんの野菜を摂取することができます。お好みの野菜を加えて楽しむのもオススメです。

ホワイトスイーツ!プラスちゃんゼリー

プラスちゃんが白くまであることから、鹿児島県発祥のかき氷「白くま」を参考に、練乳入りのゼリーに仕上げました。滑らかに仕上げるために、生クリームを使用しているのがポイントです。
また、プラスちゃんの顔をイメージした盛り付けにすることで、味だけでなく、視覚からも楽しめるようにしました。


2.新座市との連携その1:野火止公民館での活動~アレルギーでも「おいしい」を共有~

新座市野火止公民館にて、健康栄養学科の学生3名が講師として2024年に「米粉deおかしづくり体験」、2025年に「子育て応援講座~ノンアレルゲンメニューを作って学ぼう!~」を実施しました。

2024年開催 「米粉deおかしづくり体験」

「米粉deおかしづくり体験」では、食物アレルギーと食品ロスを考えた、体にも地球にも優しい米粉を使ったビスキュイ(焼き菓子)づくりと食物アレルギーのミニ講座を行いました。
さつまいも、かぼちゃ、乳不使用のチョコレートなどを使ったビスキュイを参加者の皆さんと一緒に心を込めて丸めて焼きました。

2025年開催 「子育て応援講座~ノンアレルゲンメニューを作って学ぼう!~」

「子育て応援講座~ノンアレルゲンメニューを作って学ぼう!~」では、鶏卵・乳・小麦を使わずに作れる「ハヤシライス」と「米粉クッキー」のレシピを紹介し、実際に調理を行いました。また、講座の最後には、学生たちが食物アレルギー向けの市販の代替食材などを紹介するミニ講義も実施。参加者の皆さまには、調理を体験していただきながら、食物アレルギーの正しい知識や代替食材の活用法、家庭でできる工夫について学んでいただきました。

3.新座市との連携その2:里芋親芋コロッケ~地元未利用食材が滑らかな絶品に!~

里芋の親芋はえぐみが強く、廃棄される未利用食材ですが、学生たちが調理における下処理の方法を工夫し、コロッケのレシピを発案しました。2025年12月にシニア健康教室参加の高齢者にランチとして提供し、なめらかな食感で食べやすく、とてもおいしいと大好評でした。食事中に、学生が親芋の特徴や廃棄の現状、調理の工夫点などを説明しました。

4.和光市との連携:夏みかんで食育~校庭の食材で地産地消の驚きを!~

2026年2月に校庭に実った夏みかんを利用して、学生が、コンポート、ジャム、ポンデケージョの調理実習とカルシウムなどの栄養に関する講義を行いました。また、地元のパティスリー「パパピニョル」さんとのコラボ授業で作ったブラウニーにジャムをのせて試食し、夏みかんの爽やかな風味が色々な料理やお菓子に活用できることを体験してもらいました。

5.清瀬市との連携:旭が丘団地での活動~栄養と運動のミニ講義で広がる地域の輪~

清瀬市旭が丘団地にて、健康栄養学科の学生が2024年「食と栄養」・「健康と運動」、2025年「夏バテ予防」をテーマにミニ講義を行いました。

2024年開催「食と栄養」・「健康と運動」をテーマとしたミニ講義

2024年のミニ講義では、講義の前半は「食と栄養」をテーマとして栄養バランスのとれた食生活について説明し、後半は「健康と運動」をテーマに、学生がかけ声や動きの見本を示しながら、効果的なストレッチを参加者に実践してもらいました。

2025年開催「夏バテ予防」をテーマとしたミニ講義

2025年のミニ講義では、「夏バテ予防講座」を開催しました。第一部では、食文化コースの4年生による夏を元気に乗り切るための講座を実施しました。クイズを取り入れたり、ペアトークをしていただいたりと、参加者の皆さまに楽しく学んでいただけるよう工夫を凝らしました。第二部は、健康運動コースの2年生によるチェアダンスを実施しました。チェアダンスは室内でイスに座って実施するので、暑い日でも無理なく運動ができます。学生の明るいリードとともに軽快な音楽に合わせて椅子に座ったまま簡単な運動を実施しました。会場全体が一体感と笑い声に包まれ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

食をとおして地域とのつながりを大切にすることは、地域社会の活性化や住民のかたの健康増進のためにも重要であると考えます。
プラスごはんプロジェクトでは、今後も学生を主体として、地域での健康づくり活動を促進してまいります。