幼児教育学科 Department of Early Childhood Education and Care

子どもたちとふれあえる
環境のもと、共に学び、

成長し続けられる唯一無二の
魅力をもった保育者をめざします。

学びの特色

  1. 1

    幼児教育の質を高める
    教育環境

  2. 2

    自分を磨く・人間を磨く
    3つのレベルを統合した学び

  3. 3

    高い専門就職率
    充実のサポート体制

学びの内容

「子どもから学ぶ 子どもとともに育つ」という基本姿勢を持った保育者の育成をめざします。
幼児教育学科設立58年の実績と地域社会との連携によって、充実した学習カリキュラムと多様な実習を用意し、
実践的な学びを実現しています。
子どもや保護者から信頼される保育者の育成をめざす十文字から、
毎年多くの卒業生が幼稚園教諭・保育士になる夢を叶えています。

授業、ゼミ紹介

保育学ゼミ

保育や子どもの世界を探求する
“質的”な研究に取り組もう

子どもの遊びや生活にまつわる幅広いテーマを扱い、保育現場でのフィールドワークやインタビューで得た目に見える言動を掘り下げて丁寧に考察。絵本など、子どもに関連する資料研究も行っています。

横井 紘子 准教授

「子どもにとっての泥団子の魅力について」

保育園の実習で、子どもたちが夢中になっていた“泥団子作り”に興味を持ちました。一緒に作ったり、様子を観察したりし、園庭の場所によって異なる砂の使い方など、子どもなりのこだわりや想いの変化を考察することができました。

4年[ 埼玉県・花咲徳栄高校出身 ]

「子どもたちの遊び方によって変化する環境の
意味について〜園庭の固定遊具に着目して〜」

子どもたちと関わりながら卒業研究に取り組みたいという思いがあり、十文字の附属幼稚園で約2 カ月半、週2 回の観察を行いました。固定遊具での遊びに着目し、子どもや遊びによって用いられ方が違うことについて考察しています。

4年[ 東京都・豊南高校出身 ]

先輩の声

  • 学校法人渡学園
    大和田幼稚園
    内定先 4年
    薮崎 伸一郎ゼミ
    埼玉県
    伊奈学園総合高校出身

    子どもたちの気持ちに寄り添い、
    ともに楽しめる、ともに学べる
    保育者になっていきたい

    幼稚園の先生との楽しい思い出があり、小学生の頃から「幼稚園の先生になりたい」と思っていました。様々な大学のオープンキャンパスに参加する中で、本学科のモットーである「子どもから学ぶ、子どもとともに育つ」という言葉に共感し、ここで学びたいと思いました。明るく優しい先輩方の雰囲気に、未来の姿を思い描けたことも入学理由の一つです。就職活動中は、自分が子どもの前に立つ姿を想像しました。実習園への就職を志望するにあたり、就職支援課の面接練習では、園の良い部分だけでなく“改善点にも目を向ける”アドバイスをいただき参考になりました。今後は、実習で大切だと感じた“目の前の子どもとの時間”を楽しむことや、支援が必要な子どもの保育の勉強にも力を入れていきたいです。また自分自身の心の余裕も保育に影響すると思うので、周りの人を信頼し、協力しながら働いていきたいと思います。

  • 認定こども園
    杉の子幼稚園
    幼稚園教諭 2018年卒業

    在学中に取得した資格
    • 幼稚園教諭一種免許状
    • 保育士

    一人ひとりの個性を大切に、子どもの
    “好き”や“得意”を増やしていきたい

    勤務して6年目になる幼稚園で、年長クラス26名の担任をしています。園の行事のプロジェクトリーダーや、採用イベントの仕事にも携わっています。カリキュラムのある“一斉保育” の園で働いていますが、子どもの主体性を考えながら保育計画を立て、子どもと関わる上では、大学時代に学んだ“自由保育”の考え方や心構えが役立っています。例えば、「造形表現」の授業で指を使って絵を描いたり、十文字の森で行う「ネイチャー・ワーク」で枝を集めて基地をつくったり、童心にかえる体験の数々は、子ども一人ひとりの良さを理解するために大切な学びだったのだと実感しました。また、実習では実習日誌の記録量が多くて大変でしたが、保育日誌や連絡帳、指導案などを書く際に活かせる文章力と、子どもを観察する力が身につきました。今後は新しい取り組みに向け、支援が必要な子どもの発達についても勉強していきたいと思います。

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