2023年度十文字プラスワン学生プロジェクト活動報告
十文字プラスワン学生プロジェクトとは学生が主体的、創造的に活動できる機会を提供し、その活動を支援することを目的としたプロジェクトです。2023年度は4団体が活動しました。学生たちが自らの手で企画し、運営したプロジェクトの報告です。
2023年度プラスワン学生プロジェクト一覧
①おいしく手軽に食品ロスを減らそうプロジェクト!
②〜元気っ子!!スポレクフェス〜
③食育3Dパズルを使ってあそぼうプロジェクト
④新座市の食品ロス対策
②〜元気っ子!!スポレクフェス〜
③食育3Dパズルを使ってあそぼうプロジェクト
④新座市の食品ロス対策
①おいしく手軽に食品ロスを減らそうプロジェクト
完成したトマトピザパンです!
事業系食品ロスの削減問題に取り組み、農家で起こる食品ロス問題についての発信を行いました。具体的取組としては、トマト農家「株式会社グリーンファームらぱん」で廃棄してしまう規格外のトマト(大玉、中玉、ミニサイズ)を使用した食品ロス削減メニュー「トマトピザパン」を開発しました。「トマトピザパン」は2024/01/17に大学内のキッチンカーで100個(1個150円)の限定販売を行いました。販売の際には食品ロスや「株式会社グリーンファームらぱん」、「トマトピザパン」についての紹介ポスターを掲示したり、購入いただいた方に食品ロス削減を訴えるミニカードを配布したりしました。
ありがとうございました
②~元気っ子!!スポレクフェス~
体を動かすのって楽しい
2023年10月21日、22日に開催された桐華祭の中で、スポレクフェスを行いました。フェスでは玉入れやドロケイ(鬼ごっこ)を参加者に楽しんでもらいました。また、スポーツ用具を貸出し、自由に遊んでもらうコーナーも設けました。老若男女問わず、延べ246人の方に参加していただき、大盛況となりました。参加者からは「久しぶりにこんなに運動した。」や「とても楽しかった。また来年もやってほしい」などの言葉をいただきました。多くの方にスポーツの喜びを感じてもらって、運動をするきっかけ作りにもなったと思います。
フェスを開催するにあたって、スポーツを通して地域をつなげる活動に参加して研修を行ったり、チラシを作って、駅前で配布し、多くの人に参加を呼び掛けるなど、準備も含めてフェスの運営は学ぶことが多くあり、よい経験になりました。令和5年度武蔵野会賞受賞。
フェスを開催するにあたって、スポーツを通して地域をつなげる活動に参加して研修を行ったり、チラシを作って、駅前で配布し、多くの人に参加を呼び掛けるなど、準備も含めてフェスの運営は学ぶことが多くあり、よい経験になりました。令和5年度武蔵野会賞受賞。
多くの参加者を迎えることができました
③食育3Dパズルを使ってあそぼうプロジェクト
埼玉県立浦和工業高校の生徒と大阪短期大学部と共同して3Dプリンターを用い、食育パズル(箱形の型はめパズル)を製作しました。箱は木面と色のついたアクリル面で構成され、三色食品群(赤:体を作る、黄:エネルギーになる、緑:体の調子を整える)の栄養素が含まれる食品で分類できるように、一色で2面を使用しました。各面には、食べ物の恵を物語にしたり、遊び心を取り入れた食品などをイラストで表現しました。また、穴や磁石を使った工夫をし、パズルはできるだけ食品の実物の色に近い配色を決め、さらに磁石で分割して中の仕組みが学べるように設計しました。パズルを箱に入れて遊ぶだけでなく、食育効果が期待できる学びも同時に得られる食育玩具です。実際に保育園で試用してもらい、先生方にインタビュー調査を行いました。
また、プロジェクト終了後には第19回食育推進全国大会(大阪)に参加し、3Dパズルを用いて、多くの親子に食育のことを楽しみながら学んでもらいました。
プロジェクト構成員:峰岸舞衣 福田瑠奈 筒井亜美 成田菜々子 中村小雪 堂前美月
また、プロジェクト終了後には第19回食育推進全国大会(大阪)に参加し、3Dパズルを用いて、多くの親子に食育のことを楽しみながら学んでもらいました。
プロジェクト構成員:峰岸舞衣 福田瑠奈 筒井亜美 成田菜々子 中村小雪 堂前美月
埼玉県立浦和工業高校の生徒さんたちと協同作業です。
多くの子どもたちに実際に遊んでもらいました!!
④新座市の食品ロス対策
フードドライブとは個人が食品を寄付する活動を言います。私たちは大学の学園祭(桐華祭)や新座市の収穫祭などで回収拠点を作り、家庭で使わない食品を寄付していただき、集まった食品を子ども食堂へ寄付しました。食品を寄付してくださった方に食品ロス削減に関するアンケート調査を行い、家庭で食品ロスが生じる理由や、食品ロス削減の工夫について調査しました。また、食品ロス対策グッズを作成・配布したり、宣伝用ポスターやWeb動画も作成したりと食品ロス削減を多くの人に訴えることができました。企業からの寄付協力もあり、活動の中で約4,800個の寄付品を集め、新座市内の子ども食堂等に活用していただけました。引き続き、貧困や環境問題と食を繋げる活動を行いたいと考えています。
新座市の収穫祭のブース
桐華祭で回収した食品
ご協力ありがとうございました!!