総合科目『新座十文字発世界へ』の受講生が綴る

世界のお菓子に恋して

あなたにロマンスの香りを

「ミルクライスプディング」レバノン(指導:アティエ・マーヘルさん)

 レバノンの首都ベイルート出身のアティエ・マーヘルさんに、家庭で作れるレバノンのお菓子“ミルクライスプディング”の作り方を教えていただきました。
 レバノンではコーヒーに使用する砂糖をひと月に2キロも消費するほど甘いものを好む人が多いそうで、このお菓子もとても甘いのが特徴です。このライスプティングにさらにプリンを入れたりイチゴやジャムを乗せたりするのも一般的です。日本のお米は甘いのでレバノンではお菓子のような扱いとされ、このお菓子を作るために買われることが多いと聞きました。ヨーロッパでも作られますが、ローズウォーターを入れるのがレバノンの特徴です。

材料

ローズウォーター150g
片栗粉目分量
グラニュー糖目分量 結構多めに入れていた。
お米2~3合
シナモン目分量
牛乳1ℓ

作り方

  1. お米を炊く
  2. 大きいお鍋を用意する。
  3. 冷たい牛乳の中に片栗粉を入れる。
  4. 片栗粉が溶けるまで混ぜる。
  5. 4.にお砂糖とローズウォーターを入れる。
  6. 牛乳がとろとろになったら、5.にお米を入れる。
  7. 10分ほど冷蔵庫に入れて冷やし、シナモンをかけて食べる。


4.かき混ぜる


5.ローズウォーターを入れる


7.完成


コツ

取材を終えて

◆ミルクライスプディングと聞いてどんなお菓子なんだろうと思いましたが、グラニュー糖やシナモンをたくさん使ったとても甘いお菓子でおいしかったです。材料も目分量のものが多く自分で甘さなどを調整しやすく、作り方もとても簡単なので家庭で作りやすいなと思いました。(食物栄養学科1年 内山楓)

◆今回の取材を通してレバノンは家族にも周りにも思いやりのある国だと分かりました。レバノンのお菓子であるミルクライスプディングは日本のお菓子より少し甘かったですが、けど食べたことない食感でおいしかったです。(食物栄養学科1年 五十嵐美咲)

◆レバノンと日本の様々な考え方の違いを知ったり、レバノン料理をいただいて味覚の違いを感じたり、アティエさんの温かい雰囲気に和み、私の心まで温かくなりました。アティエさんが作ってくださったミルクライスプディングは冷やしてもおいしいとのことだったので、試してみたいと思いました。(児童教育学科 4年 川邊万穂)

◆初めて食べたミルクライスプディングはとても甘く驚きました。甘くておいしかったけれど日本人の味覚からすると完食はきつい気がしました。それほど甘かったです。日本にはないものを味わえたので良い機会になりました。(人間福祉学科 1年 木元唯衣)

◆国と国の文化の違いは非常に面白いです。外国人として、色々な共感があります。日本人の優しさや、理解できないところなどを話し合い、いろいろ勉強になりました。留学をきっかけに国際意識を高めたいです。もし可能であれば、他の国にも行きたいです。(2年 張霖)

◆初めてミルクライスプティングを食べました。もちもちとした食感で日本人には少し甘く食べたことがない味でした。レバノンと日本の違いは、レバノンの人は家族思いでどんな遠いところにいても帰るが、日本人は近くにいても実家に帰ることが少ないと感じるそうです。外国人から見た日本人を知ることで、改めて母国について考えさせられたいい機会だと思いました。(幼児教育学科 1年 柳 瑠見)