総合科目『新座十文字発世界へ』の受講生が綴る

世界のお菓子に恋して

豊かな風味、溶け合う酸味

「レモンケーキ」アメリカ・テネシー(指導:マシュー・グリーンさん)

 日本へ来て2年目だというマシュー・グリーンさん(27歳)はお菓子の中で一番得意なレモンケーキを作り、インタビューに答えていただきました。 お菓子はよく作るそうで、得意なフルーツケーキをはじめ、クッキーやシュークリームも作るそうです。写真を見せてくださり、出来栄えはショーケースに入っていそうなほど綺麗なものでした。 マシューさんはケーキを焼いている間に質問に答えてくださり「日本はアメリカより狭くて移動に便利」「優しい人が多い」そして日本のお菓子について聞くと「抹茶のイメージ、抹茶を使ったお菓子作りにも挑戦したい」とおっしゃっていました。
 作ってくださったレモンケーキはレモンの味が濃く、かおりもレモン。味は思っているよりすっきりしていて食べやすくとてもおいしかったです。 それではマシューさんの「レモンケーキ」のレシピを紹介します。

材料

無塩バター225g
グラニュー糖400g
4個
すりおろしたレモン(皮から6~8個)
小麦粉360g
ベーキングパウダー小さじ2分の1
ペーキングソーダ小さじ2分の1
レモン汁180ml
バターミルク60ml
バニラエッセンス小さじ1
レモン汁120ml
グラニュー糖100g

アイシング(ケーキの上にかける砂糖)の材料

粉砂糖240g
レモン汁60ml

作り方

  1. バターと砂糖をクリーム状に練る。
  2. 1.に卵を1個ずつ加え、そのたびに泡立てる。
  3. ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、塩をふるいにかける。
  4. レモンを絞って、別にボウルで60mlのレモン汁、バニラエッセンスを加える。
  5. 4.に交互に小麦粉とバターミルクを加える。
  6. 混ぜたものを平鍋状の容器に入れ、オーブンで30~45分焼き上げます。オーブンから取り出したら、10分間冷ます。
  7. 120ミリリットルのレモン汁と100グラムのグラニュー糖を弱火で温め混ぜる。
  8. アイシングの材料をよく混ぜておく。
  9. ケーキが完成したら、10分間で作ったアイシングを冷まさせます。冷ましたら、スプーンでケーキにアイシングをかける。


図4.


図5.



焼き上がり


完成



コツ

取材を終えて

◆私にとってアメリカのお菓子のイメージは「甘い」だったのですが、今回マシューさんに作っていただいたレモンケーキはレモンの味と風味が強く、とてもおいしいと感じました。アメリカではレモンケーキのキットが日常的に売られていることなど発見もありました。また、今回の取材では様々な国の方が私たち学生のために協力してくれることに驚きました。(人間福祉学科1年 新井紗智佳)

◆今回マシューさんに話を伺うことで、初めて知ることがたくさんありました。 レモンケーキを食べてみてレモンの味がすごく効いていておいしかったです。 今回レモンケーキの作り方を学ばせていただいたので、自分でもつくってみようと思いました。(幼児教育学科1年 大嶋眞央)

◆初めて本場の人の作ったお菓子を食べてすごくおいしくて驚きました。 また、国籍の違う人と身近に交流する機会がなくて不安でしたが、話をしたり一緒にお菓子作りしてみてとても楽しかったです。 このような機会を作っていただいた先生に感謝してます。(幼児教育学科1年 吉田もみじ)

◆今回この取材をして、少しでも知らなかったことを学ぶことができました。日本ではあまり使われないその国独特のお菓子作りの道具や、いろんな文化の違いを勉強することができました。英語も分からず、取材をするとき色々と苦労しましたが、楽しかったです。(生活情報学科 水沼美輝)

◆レモンの若々しくも鮮明な香り、口の中でほぐれるスポンジにレモンの酸味が加わることによって、季節問わず年中食べたくなるような仕上がりになりました。上部にアイシングが被せられたことによって甘みと酸味が溶け合い、口に入れた瞬間、飽きを忘れさせるようなしっとり感が楽しめるようになりました。(生活情報学科1年 泉星華)

◆今回、D班のみんなと外国人マシューさんと先生たちと一緒にレモンケーキを作りました。原材料で一から作りました。アイシングを上からゆっくりかけて、おいしいレモンケーキを作り上げることができました。(メディアコミュニケーション学科1年 リゲンクン)