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教育人文学部

出前講義


言葉と文化に強い文芸文化学科スタッフが、学問の扉をひらきにうかがいます。
ご希望に応じてアレンジします。お気軽にご相談ください。

★費用は一切無料です(交通費も本学が負担します)
★講義の具体的内容については、文芸文化学科担当講師が貴校ご担当者と十分に打ち合わせを行います。

代表的な講義

講義名 担当者 内容
図書館を「読む・聞く」 石川 敬史

図書館学 図書館文化史
図書館とは、本を貸出するための「場所」でしょうか?  実は、戦後各地で動く図書館(移動図書館)が走り廻っていたり、住民自らが家庭・地域文庫を開設していました。近年は図書館に関する映画や歌、絵本なども注目されています。単なる「場所」「建物」ではない図書館に対する期待や想いを「読む・聞く」ことによって、これまでに図書館を創った方々のパワーを体感しましょう!
意外と知らない?日本語アクセントの魅力 稲田 朋晃

日本語教育
みなさんは、普段、アクセントを意識して話していますか? アクセントとは、言葉(語)ごとに決まっている音の高さの配列のことです。例えば、東京のことばでは、「変える」と「帰る」のアクセントは違います。さて、高さはどう変化しているでしょうか?? この授業では、アクセントの基礎知識から、方言のアクセント、複合語のアクセント規則などのトピックを通して、日本語のアクセントの魅力に迫ります。また、英語のストレス、中国語の声調などとの違いも解説します。
笑いとユーモアのイギリス 落合 真裕

英文学 演劇 英国の笑いとユーモア
どんな過酷な状況であろうとも笑って心の余裕を持とうとするのがイギリス人。でも、イギリスのユーモアのセンスは日本人には理解しがたいものばかり。愛くるしい絵で人気の『ピーター・ラビットの冒険』も、お父さんがパイにされて人間に食べられてしまったことが笑い話にされているほど。イギリス人にしか分からないダークなユーモアのセンスを文学作品を通して探っていきます。
頭脳対決:AI vs 太宰治 小林 実

日本近代文学 翻訳文学
AI技術の進歩によって、どんな文章もわかりやすく要約・解説してくれる時代になり、わざわざ面倒くさい文章読解に悩まされることもなくなりました。ということは、国語の先生たちは失業してしまう!? いえいえ、文章作法というのは、そんなに単純なものではありません。だます、誤魔化す、裏をかく……、まだまだAIにはできない“悪魔の文章構造”がこの世にはあって、文豪・太宰治こそ、その名手。実際に太宰作品を分析しながら、本当の“自由”について、考えてみましょう。
物語における和歌のはたらき 高橋 秀子

日本古典文学 和歌
平安時代、和歌はやりとりに用いられたり、おめでたい場を飾るために詠まれたりしていました。一方で、物語の中でも詠まれていたのです。現実世界で詠まれる和歌と物語の中で詠まれる和歌には、同じところもあれば違うところもあります。そこで、物語ならではの和歌のはたらきに触れて、和歌の用いられ方の幅広さをのぞいてみましょう。
日本語の”ゆれ”をウオッチング 滝島 雅子

日本語学 メディア論 応用言語学
「牛タン/牛舌/牛たん」「ファーストフード/ファストフード」「バイオリン/ヴァイオリン」・・・などなど、どのことばを使うべきか、迷うことはありませんか? 同じ事柄を表現するのに複数の言い方があり、どれが正しいかが1つに定まっていないことばの状態を「”ゆれ”がある」と言います。日本語には、語彙、発音、表記などさまざまなレベルで”ゆれ”があります。これまでの調査や分析をもとに、日本語のさまざまな”ゆれ”をウオッチングして、日本語のバリエーションを覗いてみましょう。
SNSインフルエンサーの多様性 新嶋 良恵

現代社会学
YouTube やTikTok などではこれまでとは一風変わった方たちの活躍が目立ちます。あなたの「推し」や好きな「インフルエンサー」は時代が違えば活躍できなかったかもしれません。メディアにおける人気者像が変化していったことを、「代表性」をキーワードに読み解きます。文化・ポピュラーカルチャーとメディアの関係について考え、多様な人々が生きる時代にあった感性を磨いていきましょう。
空はナニイロ? 樋口 一貴

日本美術 江戸時代絵画 浮世絵
こんにち、私たちの目には、空は青く認識されます。しかし、日本の古い絵画の中では、必ずしも空は青くありません。絵画に青い空が登場し、一般に浸透するのは、江戸時代の浮世絵になってからです。葛飾北斎の著名なシリーズ『冨嶽三十六景』をとりあげて、ここで使用された鮮やかな西洋の青色絵具が、日本人の”青空感”にいかに視覚革命をもたらしたかを考えます。
日本語の「らしさ」を解き明かす-マンガ・アニメにみる日本語のしくみ- 星野 祐子

現代日本語学 談話分析
マンガ・アニメの世界で、キャラクターがいきいきと描かれているのは日本語のおかげ?最近流行りのマンガやアニメに加えて、定番のジブリ映画・ディズニー映画など、身近なメディアを例にしながら、普段意識しない日本語の「らしさ」を解き明かしていきます。さらに、英語との比較を試みることで、日本語らしい表現について理解を深めます。「国語」の授業では扱えない「日本語」のお話。楽しく気軽に日本語を味わいましょう。
グローバル化と多様性、言語学から考える 松永 修一

日本語学 方言学 社会言語学
コミュニティーデザイン
世界中の言語は増えている減っている? それはなぜ?自分たちの身の回りに起きているグローバル化の波と、多様性の面白さについて”ことば”という切り口で考えていくアクティブラーニング・参加型の授業です。日本のサブカルチャーが世界中でも人気になっているメカニズムについても考えながら、自分たちの周りのなぜ? を、学問として深めてみましょう!
物語を着る!江戸時代の着物の世界 森 暁子

日本近世文学 武士の著作 武家文化
江戸時代の着物は、基本的にオーダーメイドの一点物です。工夫を凝らした素敵なデザインをそれぞれに作り上げ、身に纏いました。文学作品にちなむ図案も多く残ります。『伊勢物語』や『源氏物語』などの古典をはじめ、軍記物、能(謡曲)や和歌、漢詩…好きな作品を身に着けて楽しむのは現代と一緒ですね。題材になった文学とデザインの工夫を覗いてみましょう。江戸時代の人による古典文学の解釈と表現についても考えます。
「感じがいい」日本語のコミュニケーション 山下 悠貴乃

日本語教育 語用論
人とコミュニケーションする時、お互いに感じよく気持ちを伝え合いたいですよね。お互いに人間関係を保ちつつ、上手にコミュニケーションをとるには?相手を誘いたい時、言いにくいことを伝える時、お願いする時…。日本語のコミュニケーションの特徴を踏まえ、相手との人間関係を作りながら円滑にやり取りする方法を考えます。

本件についてのお問い合わせ

十文字学園女子大学 <募集入試部>
電話:048-477-0924(直通)  FAX:048-477-0389(直通)
E-mail:boshuu@jumonji-u.ac.jp