ゆっふぃーと語る日本語の世界
―ゆるきゃら®から短歌まで―
日本語学の研究対象である「日本語」をテーマにしたオンライントークショーを開催しました。ゲストはゆるキャラ®好きアイドル「ゆるドル」の寺嶋由芙氏と、志木市広報大使のカパル。カパルはなんとVTuberカパルとして登場。いつもはフリップで伝える想いを”声”で届けていただきました。
当日は、お二人が思う日本語の魅力、SNSでの発信で心掛けていることをお聞きすることができました。例えば、ゆっふぃーがSNSで使う「ポムみ」。ゆっふぃーの大好きな「ポムポムプリン」らしさがあふれる、という意味なのですが、「○○み」が頻用されるのはなぜか――。それを日本語学的に解説しました。加えて、日頃の学びを活かして「ゆっふぃーの歌詞をテキストマイニングする!」と題した歌詞分析を披露しました。
視聴者参加企画としては、ゆっふぃー、カパル、プラスちゃんにまつわるキャッチコピー・短歌を募集。それぞれがお気に入りの作品を選びました。見事選ばれた方には特別なプレゼントをお届けしました。
【開催日時】
3月6日(日)
【参加人数】
100名
【参加者の声】
・アイドルとファンの近さの魅力やアイドルの社会性と歌詞の関係など、大変興味深い話を聞くことができたと思います。自由にチャットで感想を送ることが出来る雰囲気も楽しかったです。
・まず飾り付けにゆっふぃー(ポム)さんみ、カパルさんみ、プラスちゃんみを感じられて、温かな雰囲気に感動しました。そして学生さんのお話の聞き方、進め方がとても上手で、先生みたいでした。やわらかく楽しく、和やかな雰囲気で聴けました。長さも大学の授業1コマ分でちょうどよかったです。ゆっふぃーさんのファンとして参加しましたが、言葉がとても好きなので、歌詞の分析や表記の小さな違いがもつ大きな意味が知れて、とても楽しい学びができました。働き始めてから、こうして勉強することは減っているので、今日はとても充実していました。メモもたくさん取りました!カパルさんもプラスちゃんも十文字学園さんも推してゆきます。ありがとうございました!
・アイドルさんやキャラさんの普段のステージやグリーティングでは話さないであろう根本の部分と言いますか深いところまでのお考えを聴くことが出来たように思えます。 そして、ヲタクについて学ばせていただきました。 実在のアイドルさんとキャラさんと、バーチャルで登場して話すことが出来るキャラさんのZoomでの共演とても楽しかったです。 今後もこのような企画があったら楽しみになります。 最後になりますが、ゆっふぃーさんの楽曲の歌詞をお調べになってまとめたデータは凄かったです。
・本編中に参加型企画やプレゼント企画が組み込まれていて、見てる側を飽きさせない工夫がされていて良かったです。司会のお二人の進行もスムーズでした。とても楽しめました。ありがとうございました。