西川 綾さん|卒業生インタビュー
2016年度卒業
人間生活学部食物栄養学科 西川 綾さん
株式会社LEOCに勤務し、横浜FCの選手の栄養・健康管理とサポートに携わる西川 綾さんに、今のお仕事や仕事のやりがい、在学中に学んだこと、今後のキャリア志向についてお聞きしました。
Q1, 今のお仕事について
横浜FCで、選手のウエイトコントロール、食環境の整備などに携わっています。
全選手を対象に、体組成を測りフィードバックをしていますが、若手のピックアップされた選手や、体脂肪率の高い選手へはフィジカルコーチと連携してトレーニングと栄養の両方からサポートを行っています。
全選手を対象に、体組成を測りフィードバックをしていますが、若手のピックアップされた選手や、体脂肪率の高い選手へはフィジカルコーチと連携してトレーニングと栄養の両方からサポートを行っています。
調理の業務はLEOCの別の方が担当しており、私は栄養サポートの業務で、チームと調理スタッフとの間の橋渡し的な役割を務めています。遠征先での食事管理、試合後の補食対応や食環境の整備などを担当しています。
夏場は暑いのでメディカルスタッフやコンディショニングコーチと暑熱対策や水分補給のサポートも行います。
他には、選手のリハビリ期間中の栄養サポートを行うこともあります。
夏場は暑いのでメディカルスタッフやコンディショニングコーチと暑熱対策や水分補給のサポートも行います。
他には、選手のリハビリ期間中の栄養サポートを行うこともあります。
Q2, 就職後の勤務経験について
大学卒業後、LEOCに入社して病院に6年勤務しました。その後、横浜FCで選手の栄養サポート担当になりました。
少し変わった経歴ですが、ハードなトレーニングをするアスリートは一般の人より免疫機能が低下しやすく体調を崩しやすいため、病院での勤務経験も役に立っています。
体調を崩した選手がトレーニングに復帰した際は、煮込んだうどんやお粥など、消化に配慮した食事に変更したり、アドバイスをしています。
少し変わった経歴ですが、ハードなトレーニングをするアスリートは一般の人より免疫機能が低下しやすく体調を崩しやすいため、病院での勤務経験も役に立っています。
体調を崩した選手がトレーニングに復帰した際は、煮込んだうどんやお粥など、消化に配慮した食事に変更したり、アドバイスをしています。
Q3, 仕事のやりがいについて
選手が目標を達成したときや、自分の成果につながったときにやりがいを感じます。
栄養士は裏方サポートですが、栄養に関心を持っている選手や食事の重要性が分かっている選手からアドバイスを求められたり、頼ってくれたときにも仕事の喜びを感じます。
栄養士は裏方サポートですが、栄養に関心を持っている選手や食事の重要性が分かっている選手からアドバイスを求められたり、頼ってくれたときにも仕事の喜びを感じます。
また、チームのホームタウン活動で近隣の小学校へ食育授業に行く機会があるのですが、子どもたちに食事の重要性をきちんと理解してもらえたり、反応が大きく積極的に参加してくれるので嬉しいです。
選手のサポートだけでなく、パートナー企業様や近隣の子どもたちとの関わりなど、さまざまな方との交流が多く、仕事のやりがいにも繋がります。
選手のサポートだけでなく、パートナー企業様や近隣の子どもたちとの関わりなど、さまざまな方との交流が多く、仕事のやりがいにも繋がります。
Q4, 大学在学時の時のこと
入学前から管理栄養士、公認スポーツ栄養士になって栄養とスポーツの両方に携わる仕事に就きたいと意識していました。
栄養学に強い女子栄養大学や東京家政大学も視野に入れていたのですが、調べていくうちに、十文字学園女子大学では健康運動実践指導者の資格が取れること、体育・運動系のカリキュラムもあることを知り、十文字を選びました。
臨床栄養学の授業は厳しかった印象がありますが、面白かったので結構好きでした。
カリキュラムの中でも赤ちゃんからお年寄りまで、それぞれのライフステージ毎の食事について学ぶことができる「応用栄養学」はとても好きな授業です。
また、体を動かすことが好きだったので、体育の授業も好きでした。
今も在学中に受けた授業の資料は今後の仕事に活かせるかなと思い自宅で保管し見返すこともあります。
大学の時に管理栄養士、健康運動実践指導者の他、第一種衛生管理者の資格を取得しました。
第一種衛生管理者は国立病院での勤務で必要となりましたので、取得しておいて良かったです。
どの資格も今の仕事に役立っています。
栄養学に強い女子栄養大学や東京家政大学も視野に入れていたのですが、調べていくうちに、十文字学園女子大学では健康運動実践指導者の資格が取れること、体育・運動系のカリキュラムもあることを知り、十文字を選びました。
臨床栄養学の授業は厳しかった印象がありますが、面白かったので結構好きでした。
カリキュラムの中でも赤ちゃんからお年寄りまで、それぞれのライフステージ毎の食事について学ぶことができる「応用栄養学」はとても好きな授業です。
また、体を動かすことが好きだったので、体育の授業も好きでした。
今も在学中に受けた授業の資料は今後の仕事に活かせるかなと思い自宅で保管し見返すこともあります。
大学の時に管理栄養士、健康運動実践指導者の他、第一種衛生管理者の資格を取得しました。
第一種衛生管理者は国立病院での勤務で必要となりましたので、取得しておいて良かったです。
どの資格も今の仕事に役立っています。
Q5, 今後目指したいこと
公認スポーツ栄養士の資格取得に向けて取り組んでいます。
スポーツ栄養の現場に関わるためには、管理栄養士だけでは専門知識が足りないため、きちんと資格を取得して、サッカーだけでなく幅広く様々な競技のサポートにも携わることができたらと思います。
特に陸上競技やクロスカントリースキーなどの長距離系の競技は高校までしていたこともあり、栄養面の影響が大きい競技と感じています。それが今の仕事を目指すきっかけになったと思います。
その一方で、小学校での食育授業をきっかけに栄養教諭にも興味があります。ただ、教員免許を取るために学校に通わなければならないので難しいですね(笑)
今の仕事に就いて、出来ることが広がる分、やりたいことも広がっています。
スポーツ栄養の現場に関わるためには、管理栄養士だけでは専門知識が足りないため、きちんと資格を取得して、サッカーだけでなく幅広く様々な競技のサポートにも携わることができたらと思います。
特に陸上競技やクロスカントリースキーなどの長距離系の競技は高校までしていたこともあり、栄養面の影響が大きい競技と感じています。それが今の仕事を目指すきっかけになったと思います。
その一方で、小学校での食育授業をきっかけに栄養教諭にも興味があります。ただ、教員免許を取るために学校に通わなければならないので難しいですね(笑)
今の仕事に就いて、出来ることが広がる分、やりたいことも広がっています。
Q,6 高校生へのメッセージ
管理栄養士の取得と合わせて、スポーツ関連の栄養士を目指すのであれば、十文字は最適な環境が揃っていると思います。管理栄養士取得のためには多くのカリキュラムがありますが、親身になってサポートして下さる先生方が多いです。
また、十文字は学科が多いことも良いと思います。
1年次に、他学科の学生と交流する機会があって、どんなことを学んでいるのか、色々な話を聞きました。
他学科の学生とのコミュニケーションを通じて、私の知らない色々な世界を知ることができました。
おそらく他の大学には無い、十文字の良いところだと思います。
1年次に、他学科の学生と交流する機会があって、どんなことを学んでいるのか、色々な話を聞きました。
他学科の学生とのコミュニケーションを通じて、私の知らない色々な世界を知ることができました。
おそらく他の大学には無い、十文字の良いところだと思います。