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教育・学生生活

2020年10月


子育て講演会 「はらっぱ」におじゃましました!

2020年10月2日(金)に令和2年度 第1回 子育て講座「はらっぱ」が、十文字女子大附属幼稚園で開催されました。今年度はコロナウィルス感染症の影響がありながらも、何年も続く学びの場を途絶えさせてはいけないと奮起してくださり、現地参加とオンラインの同時開催となりました。

名達先生

テーマ:子どものコトづくりと経験
名達 英詔 先生
十文字学園女子大学 幼児教育学科 教授(専門:造形表現)

【講義概要】子どもにとって経験を通して様々な世界を知ることはとても大切です。では,そうした経験はどこで,どのように得られているのでしょう?
今回はそうしたハテナ?について,身近なモノを用いた造形遊びの実践も交えつつ,子どもの遊び・生活を通してつくりだされる「コト」に着目することで紐解いてみます。みなさんご一緒に,子どもの経験について感じ,考えてみましょう。 
【略歴】東京芸術大学美術研究科修了 修士(芸術学) 公立小学校全科教諭,国立大学附属小学校図画工作科専科教諭,北海道教育大学教育学部教授を経て現職。幼小中連携教育の研究に携わったことをきっかけに子どもからはじまる教育と造形表現について学ぶようになりました。




開催場所の十文字女子大附属幼稚園では、換気や除菌などのウィルス対策が行われました。
初のハイブリット開催ということで、この日の為に接続した配線や電子機器の設定に苦戦しながらも、無事開催スタートです。

司会を務めてくださったのは、幼稚園の園長先生 伊集院理子先生(写真右)です。



前半は、座学です。子どもの日常生活を切り取った、たくさんの写真をみながら、その場面場面での、子どもにとっての経験を名達先生が紐解いてくださいました。子どもの発達は、感じ、考え、行動することの繰り返しである。「コトづくり」を見つめることの大切さを教えてくださいました。

後半は、実践です。身近にある「新聞紙」を使いました。
最初はそのままの大きさで、ねころがったり座ったり、立ち上がったりしながら新聞紙を掴んで、振って…続いてちぎったり、丸めたり、壁やガラスに霧吹きやスポンジを使って濡らした新聞紙を張り付けたりして遊びました。
その時々に子どもが感じる気持ち、そこから体や思いが動いて「コト」が起こり経験となっていく様子を実践を通して、一緒に学びました。







参加されたお母さんとご一緒に、お子さんも遊び出しました。教室に面している園庭から覗き込む子どもも、真剣なお母さんたちの表情に興味深々な様子です。



第2回は、2020年11月6日(金)十文字学園女子大学 健康栄養学科 准教授の小長井ちづる先生が、「子どもの食を守るための正しい情報選択とは?」について、お話をしてくださいます。

今までにはない、現地参加とオンライン同時開催ということで、遠方にいる方も、子育てに悩んでいる卒業生の方も一緒に勉強できる機会ができました。ぜひこの機会に参加されてみてはいかがでしょうか?
参加方法など詳細は附属幼稚園のホームページに詳しく載っています。

https://youchien.jumonji-u.ac.jp/harappa/