2021年1月
子育て講演会 「はらっぱ」におじゃましました! Part3!
2021年1月22日(金)に令和2年度 第3回 子育て講座「はらっぱ」が、十文字女子大附属幼稚園で開催されました。今年度はコロナウィルス感染症の影響がありながらも、何年も続く学びの場を途絶えさせてはいけないと奮起してくださり、現地参加とオンラインの同時開催となりました。
テーマ:根を育てる生活 ~幼児期に大切にしたいこと~
伊集院 理子 先生
十文字女子大附属幼稚園 園長
【講義概要】幼児期の教育は、子どもたちがこの先成長していく上での根の力を培う重要な役割を担っています。実際に子どもたちはどのように幼稚園で生活しているのでしょうか。子どもたちの遊び・生活の様子をご紹介しながら、その中で子どもたちが経験していること、大切にしたいことについて、長年の保育者としての歩みや先人の教えから学んだことをお話しします。
【略歴】お茶の水女子大学家政学研究科児童学専攻修士課程修了(家政学修士) お茶の水女子大学附属幼稚園教諭 副園長 十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科教授を経て現職。再び、幼児期の子どもたちと共に生活のできる日々を噛みしめながら過ごしています。
伊集院 理子 先生
十文字女子大附属幼稚園 園長
【講義概要】幼児期の教育は、子どもたちがこの先成長していく上での根の力を培う重要な役割を担っています。実際に子どもたちはどのように幼稚園で生活しているのでしょうか。子どもたちの遊び・生活の様子をご紹介しながら、その中で子どもたちが経験していること、大切にしたいことについて、長年の保育者としての歩みや先人の教えから学んだことをお話しします。
【略歴】お茶の水女子大学家政学研究科児童学専攻修士課程修了(家政学修士) お茶の水女子大学附属幼稚園教諭 副園長 十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科教授を経て現職。再び、幼児期の子どもたちと共に生活のできる日々を噛みしめながら過ごしています。
突然ですが、皆さんはどのように幼稚園を選んでいますか?
私は近場にある幼稚園の説明会に数回参加しました。
園庭が広い、建物がきれい、制服がかわいい、お預かり保育がある、給食がある、園バスで送迎がある、保育時間外に体操教室やピアノ教室があるなど・・・
しかし大事なところが分かっていませんでした。それはその園の教育方針。幼稚園が何を大切に保育をしているかです。
私が行った幼稚園の説明会ではあまり聞くことはありませんでしたが、保育にはいくつかの種類があります。
自由保育・一斉保育・異年齢保育・担当制保育・モンテッソーリ教育などなど。
今回お話をお聞きした、十文字女子大附属幼稚園は、子どもが主体的に遊ぶことを大事に考えている園です。
園長の伊集院先生は、日本で最初の幼稚園として開設された、お茶の水女子大学附属幼稚園に長く勤められ、今年から十文字女子大附属幼稚園の園長先生に就任されました。
私は近場にある幼稚園の説明会に数回参加しました。
園庭が広い、建物がきれい、制服がかわいい、お預かり保育がある、給食がある、園バスで送迎がある、保育時間外に体操教室やピアノ教室があるなど・・・
しかし大事なところが分かっていませんでした。それはその園の教育方針。幼稚園が何を大切に保育をしているかです。
私が行った幼稚園の説明会ではあまり聞くことはありませんでしたが、保育にはいくつかの種類があります。
自由保育・一斉保育・異年齢保育・担当制保育・モンテッソーリ教育などなど。
今回お話をお聞きした、十文字女子大附属幼稚園は、子どもが主体的に遊ぶことを大事に考えている園です。
園長の伊集院先生は、日本で最初の幼稚園として開設された、お茶の水女子大学附属幼稚園に長く勤められ、今年から十文字女子大附属幼稚園の園長先生に就任されました。
根を育てる生活~幼児期に大切にしたいこと~をテーマにお話しをお聞きしました!
会場の保育室からは、園庭を駆け回る子どもたちの元気な声が聞こえてきます。玄関に入ったところから、楽しそうに遊ぶ子どもたちに会うことができました。友達とおいかけっこをしながら、大事そうにぬいぐるみをかかえている子。とても寒いのに、お水を使って砂で何かを作っている子。草むらの中で何かを一生懸命に探している子。先生やお友達と大繩で遊ぶ子など。みんな全力で遊んでいるという印象です。
伊集院先生の講演の中から、印象に残ったお話を紹介したいと思います。
子どもには、自由に遊べる「環境」を作ってあげることが大切。
「やってみたい」と心が動く「もの」を見つける。
見つけられる環境を作ってあげることが大切。
例えば、レーシングカーを置いておく。
興味をもった子どもはレーシングカーを横に並べる。縦に並べる。同じことを何度も繰り返し、いろいろなことを考え、試して、よりバランスのとれている並べかたに発展していく。
子どもは、大人にはない、自由な発想を持っている。
子どもの自発性を尊重し、子どもが自由に遊ぶ環境を用意してあげることが何よりも大切である。
やりたいなと思った時、その遊びができる時間・空間が充分保障されている、繰り返し取り組むことができる環境が整えられていることによって、夢中になって遊ぶ子ども達の姿につながる。
形には残らないような遊び、”今”心を傾けていることに十分取り組めるような生活がとても大事である。
子どもには、自由に遊べる「環境」を作ってあげることが大切。
「やってみたい」と心が動く「もの」を見つける。
見つけられる環境を作ってあげることが大切。
例えば、レーシングカーを置いておく。
興味をもった子どもはレーシングカーを横に並べる。縦に並べる。同じことを何度も繰り返し、いろいろなことを考え、試して、よりバランスのとれている並べかたに発展していく。
子どもは、大人にはない、自由な発想を持っている。
子どもの自発性を尊重し、子どもが自由に遊ぶ環境を用意してあげることが何よりも大切である。
やりたいなと思った時、その遊びができる時間・空間が充分保障されている、繰り返し取り組むことができる環境が整えられていることによって、夢中になって遊ぶ子ども達の姿につながる。
形には残らないような遊び、”今”心を傾けていることに十分取り組めるような生活がとても大事である。