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教育・学生生活


2020年11月


子育て講演会 「はらっぱ」におじゃましました! Part2!

2020年11月6日(金)に令和2年度 第2回 子育て講座「はらっぱ」が、十文字女子大附属幼稚園で開催されました。今年度はコロナウィルス感染症の影響がありながらも、何年も続く学びの場を途絶えさせてはいけないと奮起してくださり、現地参加とオンラインの同時開催となりました。

テーマ:子どもの食を守るための正しい情報選択とは?
小長井 ちづる 先生

十文字学園女子大学 健康栄養学科 准教授(専門:食品生理学)
 
【講義概要】今、世の中は食に関するさまざまな情報にあふれています。情報の受け取り方や利用の仕方を間違えると、子どもの健やかな成長の妨げになったり、子どもにとって楽しいものであるべき食事が必要以上に制約されてしまうこともあります。栄養に関する広告や食品表示の見方のポイントなどについてもご紹介をしながら、子どもの食生活を守るための情報の選び方を、みなさんと一緒に考えたいと思います。
【略歴】日本女子大学大学院人間生活学研究科修了後、杏林大学 博士(医学)日本女子大学非常勤講師・杏林大学医学部実験助手を務めながら、湘北短期大学・淑徳短期大学・十文字学園女子大学等において非常勤講師として保育士や栄養士・管理栄養士養成に携わる。新渡戸文化短期大学准教授を経て現職。

小長井先生

小長井先生

子育てをする中でとても気になる、「食」について、スペシャリストの小長井先生のお話をお聞きしました!

なんとなく見ている加工食品の栄養成分表示などの見方、テレビなどでよく目にする食品広告の注意点などをわかりやすく解説してくださいました。

家族の健康のため、少しでも安全で安くて美味しい食品を求め、毎日のように買い物をしている方々にとって、とてもためになるお話を聞く機会をいただけました。

今回もコロナ対策で、参加される方同士の距離を取り、換気をしながらの開催です。

お子さんを専門のスタッフの方が見ていてくださるので、お母さん方も真剣に先生の話を聞かれていました!


「子どもの食を守るための正しい情報選択とは?」をテーマにお話をお聞きしました。

内容は大きく分けて3つありました
栄養情報について
 栄養成分表示と食品広告の見方

安全性情報について
 原材料表示と安全性の考え方

健康食品・サプリメントと安全性について

最後に
食品のリスクについてです

たくさん聞いたお話の中から、印象に残ったお話をご紹介します!

①のお話、「栄養情報」栄養成分表示と食品広告の見方についてから

食品の裏面などにある成分表示、5年ほど前から加工食品における栄養成分表示が原則として、義務化されたそうです。
その義務化された項目は5つ
①熱量(エネルギー)
②たんぱく質
③脂質
④炭水化物
⑤食塩相当量

中には見方を間違うと勘違いしてしまうこともあります。
見方のポイントは、「加工食品の栄養成分表示は、1包装あたりの数値なのか、100g・100mlあたりの数値なのか、1食あたりの数値なのか、に注意して値を見ること!」だそうです!
②のお話、「安全性情報」原材料表示と安全性の考え方についてから

原材料名は、原料として何が使われているかを重量順に記載されているとのこと。
例えば、もものヨーグルト。「乳製品」の次に「もも果肉」が記載されていたら、「もも果肉」が多くこのヨーグルトに使われていることがわかるそうです。
中には、「もも果肉」は使われず「ももピューレ」や「もも果汁」が少しだけ使われているヨーグルトもあります。

食品を購入する際、たくさんの食品の中から値段やパッケージでなんとなく選んでいましたが、こんな事に注意するといいよ!ということを教えていただきました。

③のお話、「健康食品・サプリメントと安全性」についてから

「健康食品・サプリメント」は、法律上の定義はなく、食品として販売・利用されているもの。
医薬品のような審査を受けていない=効果・効能、「一回に何錠飲む」などの表示はできない。
健康食品は医薬品とは異なり、その効果や安全性、副作用について十分な検証がされているとは限りません。
健康食品やサプリメントを利用すれば健康になると思っていましたが、一概にそうとは言えないそうです。

最後に、「食品のリスク」についてから

がんの原因になるものとして、1~5位として回答した人の割合では、
一般消費者と専門家の意見が違うことです。

一般消費者         専門家
1位:たばこ        1位:たばこ
2位:食品添加物      2位:加齢
3位:大気汚染・公害    3位:飲酒
4位:加齢         4位:偏食や過食
5位:偏食や過食      5位:微生物(ウィルス・細菌)

この結果から分かるように、一般消費者には(私にも)食品添加物=危険?という、イメージがあります。
食品添加物がどの程度、食品には使われていて、その安全性はどのように守られているのかというお話をしてくださいました。
偏った知識で、食品添加物を恐れず、正しく怖がることが大切。怖がりすぎるとマイナスの面が大きくなります。

食事は食卓をかこんで家族で話をするなど、サプリメントや健康食品だけでは補えない、大切なもの。
普段の食事をしっかりすることが大事とお話をしてくださいました。

怖がりすぎない為に、国が研究している「国立健康・栄養研究所」のホームページをご紹介
https://www.nibiohn.go.jp/eiken/

いろいろな情報が溢れて、何を信じていいかわからなくなっている方も多いかと思います。かく言う私もその一人。
迷ったら、皆さんもこのホームページを見てみてください。

司会をされた伊集院先生(左)と小長井先生(右)