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教育人文学部

学科を知るためのワード集(の)


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野火止

埼玉県新座市の地名。在原業平に娘をさらわれた領主が野を焼いて二人を追い詰めた際に、娘が「むさしのは今日はなやきそ若草のつまもこもれり我もこもれり」と歌を詠んだら火が止まったという『伊勢物語』十二段の記載にちなむという説もあるが、真偽のほどは定かでない。

一帯で行われた焼き畑の火が延焼するのを防ぐために堤防を築いたり、監視用の塚を設けたりしたことから来るという説のほうが信憑性は高い。

市の中心に位置する平林寺の敷地内に、「野火止塚」が今も残されている。「野火止」は地域を流れる野火止用水の名の由来になり、同じく同用水が流れる東京都東久留米市野火止の町名の由来にもなった。新座市の町名は「のびとめ」、東久留米市の町名は「のびどめ」と訓む。

野火止用水

承応4年(1655年)松平信綱が玉川上水から分水した、東京都立川市から埼玉県志木市の新河岸川へ至る全長約24kmの歴史ある用水路。台地で水路に恵まれない野火止台地を開拓するために設けられた。

現在は生活用の水路としてではなく観光用に整備されている。黒井千次の短篇小説「のびどめ用水」に、玉川上水からの取水口付近のことが描かれている。
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