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教育人文学部

学科を知るためのワード集(そ)



雑木林

「ぞうきばやし」と訓む。種々雑多の樹木からなる林。林とは自然に自生しているものではなく、人が目的をもって植樹した樹木の群生をさす。

雑木林は、薪材の確保が主な目的であるため、火持ちの良い広葉樹(ナラ、クヌギ等)が多く植えられている。地域によっては平地であっても「山」という。「おじいさんは山で柴刈りに」というのは、裏山のゴルフ場に芝刈りに行ったという意味ではなく、裏の雑木林にかまどや囲炉裏で燃やす小枝を拾いに行ったということである。

江戸時代に、江戸への食糧供給地として開拓された武蔵野台地では、地主屋敷の裏に畑、さらにその裏に雑木林という形で区画整理された農村が各地につくられた。地主屋敷の周りには防風のためにケヤキやシラカシなど背の高い落葉樹を植えた屋敷林、畑の裏には燃料供給地としての雑木林があるというのが、その当時の風景をなしていた。

住宅地や商業地として開発が進んだ現在でも、屋敷林の名残のケヤキは各地に点在してみられるが、雑木林は農地とともに失われていることが多い。そんな中で、比較的開発の遅れた野火止台地一帯は、屋敷林だけでなく雑木林も多く残っている。十文字学園女子大学のキャンパスじたいが雑木林の跡地に建てられており、その一部が「十文字の森」として整備されている。

この雑木林の姿を観光資源として利用すべく、新座市は市が管理する公園緑地として雑木林を保護し、キリンの模様をしたゾウの「ゾウキリン」を市の公式キャラクターにしている。市内や十文字学園女子大学のイベントには、しばしばゾウキリンの着ぐるみが登場する。また市内を通る関越自動車道の下り線には、「新座クイズ! これはだ~れだ?」「#ゾウキリン 新座市イメージキャラクター」という横断幕が張られて、ドライバーの目に黄色いゾウの姿が焼き付けられる仕掛けが設けられている。

そもそも雑木林が観光資源となったのは、明治の文豪・国木田独歩が随筆「武蔵野」で雑木林の景観の美を世間に知らしめたことに端を発する。松や梅、桜、モミジなど、伝統的に鑑賞の対象となってきた樹木ではなく、ナラやブナやクヌギなどで構成される雑木林に、新時代の新しい題材をみとめた独歩の戦略が当たり、秋から冬にかけての雑木林の風情を楽しむことが、日本全国に広まった。

その功績をたたえて新座市図書館の入口には国木田独歩の銅像が建立されているが、独歩自身は新座に言及したことや足を踏み入れたことは一度もない。

ゾーンに入る

授業に熱が入った先生が、終了のチャイムが鳴ったにもかかわらずしゃべりつづけていること。趣味を究めて研究者になったオタクの真骨頂がここにある。

卒業要件

卒業するために必要な単位数および履修条件のこと。卒業するためには大学共通科目と学科専門科目および自由選択科目をあわせて124単位以上取らなければいけないが、ただ単位数をそろえればよいというわけではない。それぞれ分野ごとに何単位以上は取るなど、いくつかの決められた条件を満たすことも必要である。文学部文芸文化学科では、次のような要件が設けられている。

共通科目から、必修科目5科目9単位を含めた22単位以上を修得すること。
なお、選択科目のうち、「人間」の「キャリアデザインとライフプラン」「リーガルリテラシー」「ジェンダーリテラシー」「子育てと環境」「女性と健康」から1科目2単位以上、「社会」の「グローバル社会」「ネットワーク社会」「共生社会入門」「多様性と倫理」「持続可能な社会」から1科目2単位以上、「保健体育」から1科目1単位以上、「外国語(基礎科目)」の「英語コミュニケーション演習」「海外語学研修」を除いた12科目から1科目1単位以上を選択必修とする。
専門科目から、必修科目15科目29単位、コース必修科目5科目10単位を含めた90単位以上を修得すること。
その他、自由選択科目として、共通科目・自学科専門科目・他学科専門科目から12単位以上を修得すること。
合計で124単位以上を修得すること。
(履修科目の登録の上限は原則48単位(年間)とする。)
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